周囲の声を無視してただひたすらに
走り続ける……
どうなっててもいい。
とりあえず君に会って無事を確かめたい
後で怒られようがどやされようが
そんなの関係ない……
走って走って
扉の前に来る
君がいる部屋の扉を開けようとして
あかないことに気づく……
「あれ……あかない!!なんで」
上下に揺らしてもあかなかった。
すると
扉が開いて君は笑いながら言った……
「そりゃ。あかないよ。この扉
横に開けるんだよ(笑)」
いつものようにそこには笑顔で笑ってる君がいた。
「会いたかった……」
もう、離さないよ……
そんなことを思いながら
君を抱きしめた……
「ねぇ、その日記何?」
新しくこの世界にやってきた子は大事そうに
日記を持っていた。
[あぁ……これ?
持ってきたくなかったんだけど
気づいたら持ってたんだ(笑)
誰にも見せられないんだけどね。]
そう言って彼女は悲しそうに笑っていた。
「そうなんだ…。」
そんな話をしていた……
新しく来た彼女は、数日たったら
この世界に馴染んでいた…
はじめは大丈夫かなって思っていたけれど
心配する必要はなかったみたい。
彼女に会いに行こうとうろついていると
数日前に見た彼女の日記が落ちていた。
「あれ?これってあの子のだ……」
拾ってあげようと手を伸ばすと
急に風が吹いて日記が開く……
その時に見てしまった……
数行だけ見えてしまった……
『もう、つかれた……』
私はその日記を拾い上げて彼女の元に向かう…
彼女はいつもいる場所であたりをキョロキョロ
していた。きっと日記を探してる…
「日記!!ここにあるよ。」
私が声をあげると彼女はこっちを見た。
[あっ…ありがとう。]
そう言って近づいてくる彼女を抱きしめる
[えっと……]
困惑する彼女に私は言った……
「ごめん。日記ちょっと見た……
辛かったね……ずっと我慢してたんだね…」
そう言うと彼女は泣き出した…
いっぱい泣いたらいいよ…
しばらくして彼女は日記を見せてくれた……
彼女の閉ざされた日記には
彼女が今まで生きてきた中のいろんなことが
記してあった…
木枯らしって聞くと
すぐに寒そうって思ってしまうな…
知らない間に木枯らしを
感じてたりするのかな……
二次創作です
私はおかしいのかもしれない
今私が生きてるこの年が歴史の中から
消滅してしまうのに………
すぐに逃げずに
ボーッと見ているのだから…
普通は
上から下への
雨が
今は下から上へ登っている…
こんな不思議な景色を見ているのに
" 美しい "
と
思ってしまう。
ボーッと見ていると声がかかる……
[君……そこで何してるの……]
「 さぁわからない
ねぇ
これは何? 」
私の問に帽子を被ってる君は答える……
[ストームだよ……]
「 そうなんだ……
とっても
美しいね 」
すべてが無になる。
辛かった記憶も
全部…
同じ作品の新しいのが出るたびに
どんなことが起こるのか楽しみに
している。
ソフトを買って帰宅しゲーム機の準備を
してケースのフィルムを取って。
中のケースからソフトを取り出し。
ゲーム機にいれる。
僕はこのときが一番楽しみ……
「 さぁ、この世界は
どんな結末を
迎えるのかな…… 」
意気揚々とゲームの電源を入れた…