スピラ

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12/24/2023, 1:42:25 PM

「急いでください!!」
その声を聞きながら白い袋にプレゼントを
入れていく。
「あっ……乱暴に扱わないで!!」
「わかってるよ!」
そんな声や……
「おーい。間違えてる。間違えてる。」
「えっ、どこが。」
「お前が入れたの隣の番地のプレゼント!!」
「あっ。本当だ。ごめん気づいてくれて
ありがとう。」
「いいよ。次は気おつけてって……そこサボるな」
「サボってないよ!!疲れたの〜。休憩〜」
「休憩するなよ〜。あと少しだ。
これ遅れたらヤバいだろ。」
「わかったよ……」
小さな妖精たちが忙しく働いてる。
袋に詰めたプレゼントを確認しチェックをする。
時間が立つと白い袋が沢山出来上がった……
「はーい。皆おつかれ〜。」
「終わった〜。」
妖精たちは口々に疲れたと言ってはいるものの
どの妖精も笑顔だった。
「これで皆喜んでくれるよな……」
「うん。」
そんな話をしながらとある所に一人の妖精が
電話をする……
「サンタさん!!準備ができました。いつでも
大丈夫です!!」
「うん。いつもありがとうね。」
そう言ってサンタさんに荷物を引き継ぐ……
「行ってらっしゃい!!」
妖精たちはそうサンタさんに言っていた。

誰も知らない
クリスマスイブのお話でした。
            〜おしまい〜

12/23/2023, 11:28:06 AM

ボーッとしていると急に肩を叩かれる。
びっくりしてそっちを見ると照れくさそうに
何かを差し出す彼がいた。
「どうしたの。」
「これ。プレゼント。欲しがってたでしょ。」
そう言って渡されたのはかわいいオルゴール。
「わぁ……。これオルゴール。」 
「うん。よかったらもらって……」
「ありがとう。」
そう言ってオルゴールをみつめてると何故か
彼の顔がリンゴみたいに真っ赤だった……
「何で真っ赤になってるの?」
私が聞くと彼は
「あっ……その。何でもない。じゃあね」
そう言って彼は走り去っていった……
「何だったんだ……」
私はオルゴールを手に持って家に帰宅すると
「お帰り。あれそのオルゴールどうしたの?」
「うん?もらった〜。」
そう言うとお母さんは嬉しそうに……
「あっ……そうなんだ〜。ふぅん……」
意味深に言うお母さんに不思議に思って
部屋に戻ってオルゴールをおいた時に
なにかに気づく……
それは白い紙だった……
「なに、これ……」
その紙にはあることが書いてあった…
その指示通りにすると
私はお母さんが意味深に言ってたのに気付いた…
私は机に顔を埋めてしまった。

[名前へ
    オルゴールの意味調べて…]

「ズルすぎ……」

オルゴールの意味

『 貴方のことが
        心から
       すきです  』

12/22/2023, 1:37:31 PM

「あぁ〜気持ちいい。」 
今日は冬至の日。
ゆず湯でのんびりと。  
小さい頃とかお風呂に浮かべてあるゆずを
とりあえずぎゅっと握って遊んでた……
ゆずの匂いって好きなんだよな……
今日はリラックスして眠れそう……

12/21/2023, 11:31:47 AM

二次創作です。


『俺さ……この大空の下でこうやって
なんにも考えずにゴロゴロしたいんだよね〜』

彼はそうやっていつも仕事をサボって
屋敷の屋根の上で昼寝をしてた。

『戦ばっかりじゃ心も体も疲れちゃうでしょ〜。
君も俺の隣でゆっくりしようよ。ほらおいで』
そんなことをニコニコ笑って言ってたね。

私は大空を見てつぶやいた……

      [  ねぇ…
       全部終わったよ。
      貴方が望んだ世界になった…  ]

      『  うん。
        見てたよ。 
         全部
       よく頑張ったね  』

      大空に響いた俺の声は
         君には
        聞こえない



12/20/2023, 10:17:01 AM

手元にあるものを鳴らす。
優しい音色が鳴り響く。
この音が私は大好きだ。
悲しい時に鳴らすと心が落ち着くから。
夢中で鳴らす。
[リンリンリン]
その時だった……
『また、鳴らしてるよ。本当に好きだね。
鳴らすの(笑)』 
その声に答える。
「だって……大好きだもん。この音が……」
『そっか……まぁ、俺も好きだけどね。』
そう言って彼は多分私の横に座ってる。
またこいつこどもだなって思ってるんだろうな
『そんなこと思ってないよ(笑)』
「何で、わかったの……」
『だってお前のこと一番わかってるの
多分この世界で俺だけだと思うよ。』
「そうかもね……だって貴方は……」
私は続きを言う前に
また小刻みに手元のベルを鳴らしだす。
[リンリンリン]

    このベルを鳴らすときだけ
    貴方の声が聞こえるから……



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