スピラ

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「急いでください!!」
その声を聞きながら白い袋にプレゼントを
入れていく。
「あっ……乱暴に扱わないで!!」
「わかってるよ!」
そんな声や……
「おーい。間違えてる。間違えてる。」
「えっ、どこが。」
「お前が入れたの隣の番地のプレゼント!!」
「あっ。本当だ。ごめん気づいてくれて
ありがとう。」
「いいよ。次は気おつけてって……そこサボるな」
「サボってないよ!!疲れたの〜。休憩〜」
「休憩するなよ〜。あと少しだ。
これ遅れたらヤバいだろ。」
「わかったよ……」
小さな妖精たちが忙しく働いてる。
袋に詰めたプレゼントを確認しチェックをする。
時間が立つと白い袋が沢山出来上がった……
「はーい。皆おつかれ〜。」
「終わった〜。」
妖精たちは口々に疲れたと言ってはいるものの
どの妖精も笑顔だった。
「これで皆喜んでくれるよな……」
「うん。」
そんな話をしながらとある所に一人の妖精が
電話をする……
「サンタさん!!準備ができました。いつでも
大丈夫です!!」
「うん。いつもありがとうね。」
そう言ってサンタさんに荷物を引き継ぐ……
「行ってらっしゃい!!」
妖精たちはそうサンタさんに言っていた。

誰も知らない
クリスマスイブのお話でした。
            〜おしまい〜

12/24/2023, 1:42:25 PM