Machi

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5/15/2024, 10:59:58 AM

後悔の味は、いつも私の舌の奥の方に戸愚呂を巻いて存在している。
私がどんな歔欷に震え、安堵しその感情を舌の上で転がして味わったとしても、最後にはそれを嘲り嗤うように後悔の味が広がる。
もう二度と、この味が消えることはないだろう。

5/14/2024, 10:47:27 AM

どこまでも飛んで行きたい。
誰も行ったことがない場所へ。
誰も見たことのない景色を見に。
この涼やかな風に身をまかせ、どこまでも飛んで行きたい。

5/13/2024, 10:13:13 AM

あの時を愛してた。
あの、黄金時代を。
失った時間は戻ってこない。
もう、戻らない。

5/12/2024, 10:53:30 AM

「子どものままでいるのは悪いことだろ。年齢に伴って、肉体と共に精神も成長していくべきだ。」
貴方はそう言った。
「私はそうは思わない。子どものままでも、いいんじゃないかな」
「どうして」
意見を否定されて不服そうにする。
「だって、子どものまま、無垢なまま、大人になれる人間なんていないんだもの。誰だって、おとなになれば本物の子供には戻れない。」
「そりゃあそうだけど…。」
貴方は食べていた味の濃いパスタをくるくると弄んだ。
「だから、その限られた時間を子どもとして生きたい。少しでも長く、子どもを感じていたい…。妥当な考えっていうか、悪くない考えじゃない?」
「…うーん…」
納得したくないというふうにへそを曲げる貴方の顔が、いつも見慣れたもののはずなのに素敵に見える。
「…大人になると私と一緒にいられない時間が増えるね」
「そ、それは困るな…じゃあやっぱ子どものままでいいや。」
私は紙ナプキンを手に取り、貴方の頬についたパスタのソースを拭き取る。
「ん、ありがと!」
今日も、貴方のあどけない子どものような笑顔がたまらなく愛おしい。 
どうか、貴方の心はいつまでも子どものままで。

5/11/2024, 11:36:21 AM

愛してる。
誰に教えてもらうでもなくとも、心が勝手に感じてしまう愛。
それは宇宙より広く、海より深い感情。
それは、簡単に貴方には伝わらないから。
言の葉一つをつぶやいたところで、この私の中で果てしなく広がる「愛おしい」という感情は伝わらないから。

だから、私は愛を叫ぶ。

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