#29【永遠の花束】
「やばい、枯れてきた…」
「マジじゃん…」
君と窓際にある花束を見つめる。
この花は高校卒業の時に貰ったものだ。
「でも二人で最後まで見守っとこ!」
君は俺に笑顔を向ける。
「ん、そうだな。」
この花が、永遠に咲いてくれればいいのに。
#28【やさしくしないで】
※同性愛要素を含みます
「あ、落としたよ、!」
俺の近くに居た君は俺のハンカチを拾ってくれた。
「ありがと…」
「…ねぇ、最近なんかおかしくない?」
それは…君のことが好きだから。
好きで好きで…本当に大好き。
だけど、だけどさ。
俺…もう虐められたくないんだ。
君のこと、諦めたいのに。
優しくするせいで諦めらんねぇじゃん…
#27【隠された手紙】
※同性愛要素を含みます
「やめろって笑笑」
ドタンッ!
「うわやっべ…引き出し落ちた…」
君とじゃれてる最中、落ちた引き出しの中に何かが見えた。
それは封筒で、俺が手に取ろうとすると。
「…ちょ待って!!それだけは勘弁して…!!!」
「え?まぁいいけど…」
俺はとりあえず引き出しを片付けたけど、どうしても内容が気になった。
「あれ何だったんだよ」
そう聞くと君は顔を真っ赤にして引き出しに伸びる俺の手を阻止する。
「マジで見んな!!バカ!」
「そんな言われると気になる…」
君がトイレに行ってる間にこっそり封筒を開けると、
俺宛の告白の手紙が入っていた。
#26【バイバイ】
※同性愛要素を含みます 切ない系です
「バイバイ、元気で。」
「元気でね〜!」
改札の前で君と君の彼女は手を繋いでいる。
君はこれから彼女と同棲するらしい。
今日はそのための引越しだ。
「うん、バイバイ…」
僕は君に向かって手を振る。
二人が居なくなってから、僕は膝から崩れ落ちた。
君のこと…
「好き、だったのに…」
#25 雑談です
考える時間なさそうだったので雑談みたいなのです!
これ、どういうテンションで書いたらいいんだ…
まぁ自分なりに書いてみます。
私は大体BLやブロマンスなどの短編を投稿してますが、みなさんはそのような作品どう思ってるんでしょうか。勿論人によるので一概に「みなさん」と言うのは良くなかったですかね。
百合やロマンシスが好きな方より人口は多いって言うのはよく聞きます。
…そう聞いたところで返事が来ることはないんですけどね。