誇らしさ
そんなの一つもない。
だけど、
誇らしい人は
私の周りにたくさんいる。
夜の海____
夜の海に叫んでやりたい。
『あぁぁーーー!!!』
『私だって我慢してんだよ!!!』
『毎日、毎日頑張って生きてんだよ!!』
『もう、疲れたんだってー!!!』
って。
でも、その後、
『でも…、』
『本当は我慢なんてあんまりしてなくて』
『みんなと比べたら大したことしてなくて』
『みんな頑張って生きてて』
『疲れたなんてみんな同じで』
『私は恵まれているからみんなより疲れてなくて』
『あんなの、ただの弱音だって知ってるよ』
って言っちゃう。
現実では、
夜に海へ行くことなんてできないし、
そんな中で叫ぶ勇気だってない。
だから、
毎日、深夜になると想像するんだ。
夜の海とか山の上、
学校の屋上とか体育館、
そこから思いっきり叫ぶんだ。
でも、毎回、想像の中の私は、
誰も聞いてるわけないのに、
最後の最後で言い訳をする。
『でも…みんな一緒だって知ってる』って。
誰も聞いてるわけないのに。
誰も聞いてくれるわけないのに。
情けない気持ちでいっぱいになるんだ。
自転車に乗って
聞いて、私さ、
この前自転車にぶつかりそうになったの。
おじさん怒って、
「危ねえだろうが!前見て歩け!」って。
でもさ、なんか無理なの。
顔上げる気力がないの。歩く元気もないの。
でも帰んなきゃいけなくて、
足って勝手に進まないんだなって思った。
横断歩道のシマシマ、
ひとつ越えるのにも3歩かかるの。
最近毎日こんなで。
ここにガム落ちてるなとか。
空が晴れてるのか
曇ってるのかすらわかんないんだけど、
そういえば、昨日気付いたんだよね。
マンホールさくらだったんだー。
聞いて、たまにね、
頑張ってみようって思う日もあって、
でもやっぱ無理で、電車で泣いちゃって。
顔ぐしゃぐしゃになっちゃって、
こんなところで声出すわけいかないから
我慢するんだけど、鼻も出てきて、しんどくて、
うぅ、って。
当たり前だけど、誰も助けてくれなくて。
私だけ一人みたいな感じした。
駅着いたから無理やり降りたんだけど、
しばらく動けなくてホームの椅子に座ってたのね。
そしたら高校生の男子がわーってきて、
むこうで漫画の話してるわけ。
それが聞こえてきちゃって。
私もその漫画好きで読んでたんだけど、
今度アニメ化するんだって。
聞いて、私ね、誰にも言わなかったの。
言えなかったんだけどさ。
なんか、言っちゃったらさ、
こんなの大したことないみたいな感じして。
みんなもっと辛いし、ほら、世界とか見たらさ、
食べるものとか寝るとことか
困ってる人だっているわけじゃん。
そういう人たちと比べたらさ、
私すごい幸せじゃん。
でもさ、そういうことじゃないのよ。
なんでかわかんないけど、なんか、すごい辛くて。
毎日毎日辛くて。
起きるのもきつくて、でも寝るのも寝れなくて。
この前、どうしようもなくて、
心がぐーってしてたら、隣の隣の席の子がね、
どうしたのーって。
話聞くよーって。
普段そんなに話さないんだけど、
なんか、ばーって全部話しちゃって。
わーわー泣いちゃって。
そしたらね、その子ね、そっかそっか、って。
背中なでてくれて、
「えらいよー、生きてるだけでえらいよ」って。
歌:ReoNa
作詞:傘村トータ(LIVE LAB.)
作曲:傘村トータ(LIVE LAB.)
心の健康
糸は解こうと動き回る。
絡まって絡まって絡まって。
『もういいや。どうでもいい』
そんな感情になるともがくのをやめる。
考えるのをやめる。
すると絡まっていた糸は自然と消えていく。
周りにはなんにもない。
助けてくれる糸もいじめる糸も。
すると、自分の赤い糸は、
プツン…
切れちゃう。
それが壊れた人間。
でも、もしかしたら、絡まりすぎて
お互い引っ張り合っちゃって切れるかもしれない。
考えすぎると、引っ張り合って切れる。
考えるのをやめると誰もいなくなって切れる
結局、人は誰でも切れる可能性がある。
重要なのはその後。
どうやって治すか。
結ぶ?それとも、接着剤でくっつける?
なんどでも切れたってまた、直せばいい。
私は、そんな繰り返しを
生きるということだと思っている。
君の奏でる音楽____
タンギングもはっきりしてなくて。
君は、私がいないと練習しないし、
先輩ぶって後輩に偉そうにしてる。
でも、誰よりも努力家。
そんな君と3年間
一緒にやられてこれて良かったよ。
一緒に演奏できて楽しかったよ。
ありがとう。