数年前の年末、大阪のあべのハルカスの展望台に行きました。
そこから見える夜景は、田舎とは比べ物にならない、もうキラッキラの規模が違う。
田舎にはあんなに背の高い建物がないので、60階という高さは未知の領域ですよ。
なんかすごいね、高さ300mですか。刺激も強いし、見下ろす角度が全然違う。もう、この世界の支配者になった気分がしました。
都会の高い所に慣れた人は、こんなにも息を呑むような夜景を見ても平常心なの?慣れてない田舎の人は、テンション上がって魔王ごっこしてましたわ。
なんやねん、魔王ごっこて。
田舎にも夜景スポットぐらいはあります、××山とか、××寺の霊園付近とか。
...のどかな夜景よ。
都会も田舎も、どちらが住みやすいとかは人それぞれだし、みんな違ってみんないい。けど夜景に関しては、何というか格の違いを見せつけられた気がしました。
人の数だけ光があって、その光にも物語があると思うとね、そら魔王ごっこもしたくなるで。
・・・
あと、工場夜景が好き。
SF好きなんで、近未来で血湧き肉躍る感じがたまらない。
工場夜景クルーズとか行ってみたいですね。
最近は、朝起きたら誰かが引退発表していてなんか寂しい。
実は少し前、プロ野球の2軍の試合を観戦する機会があった。この暑さなので最後までは観られなかったけど、その試合に先日引退を表明した選手も出場していた。
お元気そうだし、調子も悪くなさそうだし、なにより相変わらず男前だった。
男前を確認した帰り道、コスモスが群生しているところがあり、あ〜もうコスモス咲いてるんだ〜青い空と一面のピンクが綺麗だね〜なんて思いつつ帰ってきた。
それからしばらくしての、引退発表。
寝起きでいきなり殴られた気分がした。
いやだって、あの時そんな気配なんて感じさせなかったのに。
笑顔も見られて、いつも通り男前だったのに。
......と、この前の試合を思い返してみると、心の中での映像はあの日のコスモスと重なって、まるでコスモスで縁取られているような気がした。
思い出す場面場面が切り取られて、コスモスと一緒に額縁に入れられていく。
なんか、花の力ってすごいね。
なんでも思い出が美化されちゃう。
...いや、違うねんて。
まだまだ思い出にしたくないんやって。
あの芸術点の高いバックホームのこと、ずっとずっと生々しく覚えていたいんやって。
実は、自分の出棺の時にかけて欲しい音楽を考えています。
3曲程候補があるけど、なかなか決められない。
どれも葬式っぽい曲ではなくて、シンプルに好きな曲。で、出棺時にかけても、ギリ許されそうな感じ、多分。
天国じゃなくて地獄じゃなくて、なんか宙の果てへ、いざ出棺!なのを目指しているのです。
なので当日は、空は泣かなくていいから、晴れて欲しい。パレード日和がいいのです。
君からのLINEは大概業務連絡
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LINEネタは何も無いので、野球か呪術廻戦の話でもしようぜ!
命を燃やすための燃料がなんなのかはよく分からんけど、燃やして焦がして灰になる前に、
「私の人生、そんなに悪くはなかったで」
と言えたらええな。
「命が燃え尽きるまで」