理想の彼氏は大柄な強面イケメンで優しくて温厚だけどマッチョで一途で金持ち
山羊「…もうこんな時間ですか、そろそろ寝ないとですね…」
(ドアの扉がノックされ)
山羊「…?はーい、」
コリウス「あ、あのこんな時間にすみません、先生…」
山羊「あら、コリウスさん、どうしましたか?」
コリウス「なんだかよく眠れなくて…一緒に寝てもいいですか?」
恋愛なんて分かるかぁ!!
主「セッイッヤー!」
(ピンポーンとインターホンを押して)
セイヤ「ん…はい、?またアンタか、それで、どうしたんだ?」
主「聞いて!あ、いや見て?」
これ!と言いながら主はお菓子の袋を出して
セイヤ「…なんだ、これは」
主「懐かしいお菓子でしょ?小さい頃誰もが食べたうみゃいスティックの新作!その名も、謎の味!」
セイヤ「謎の味、?結局なんの味なのか分からないな…」
主「だからいいんだよ!ほら、たべよう!」
セイヤ「…まぁいいか、ほら、入れ」
主「お邪魔しまーす!」
今日も今日とて日常は繰り返される。
最近の私の楽しみは、彼女の寝言を聞くことだ。
彼女はよく夢を見るらしく、眠りが浅いので余りいい事ではないのだが、夢の内容が毎度少し想像の斜め上の行く。
ある日は「もう食べれないよ、やめよう」と言っていたので、何か食べている夢を見たのかと聞いた。
そうすると彼女は
『え?今日の夢はね、んーと、貴方にずっと人参を食べさせるの、人参が』
「人参が、!?」
『そう!人参が嫌がるあなたにずーっと人参を食べさせてきて、さすがに可哀想だから止める夢を見たんだよ』
などと、変な夢ばかりを見る。
人参が人参を食べるのを勧めてくるとは…
話は変わり今日から彼女は長い任務に行くらしい。
出る前に挨拶に、と来てくれた。
『レイー!来たよー!』
「私から行くといっただろう…」
『まぁまぁ、今日から私1ヶ月間居なくなるけど大丈夫?寂しくない?』
「安心しろ、お前のいない生活は何年もしてきた」
『それとこれとは別でしょー?もう、』
「ふ、お前こそ忘れ物はないか?向こうの天気は今は安定してるらしいが…」
『大丈夫だよ、安心して!私はなんてったって臨空市1の深空ハンターだよ!』
「…そうだな、気をつけて行ってこい」
『はーい!行ってきます!』
あれから2週間が過ぎた、どうやら彼女は忙しいらしく、私に連絡をする暇もないらしい、まぁいいだろう、向こうの天気は安定しているし、今回の任務は磁場の調査だけだ、特に心配することもないだろう…
彼女が私の部屋から消えてから1ヶ月以上過ぎた、出張が長引く際は連絡をしろ、と言っていたのだが、もう彼女のブランケットは私の匂いに染まりかけてしまっている。どうしたものか。
あれから2ヶ月が過ぎ、連絡も途絶え、ハンター教会に連絡を入れたのだが、彼女は、行方不明になっていた、
書く気力が無くなりました!完!