賽目

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7/16/2023, 10:30:07 AM

夏の十九時二十分。

空は明るく、まだ青い。

けれども地平線の先、
遙か彼方は何処か赤みが感じられる。

その赤色はまるで焦げ目のようで、

青と白の空は生焼けのパンのように見える。

そうなると、あの大雲は甘味料か何かだろうか。

やはり砂糖か、それともホイップか。

まあ、それが何なのかは兎も角……

「お腹減ったなぁ……」

夏の十九時三十分。

お腹の時計が鳴り響いた。



【お題:空を見上げて心に浮かんだこと】



┌────┐
| 一言 |
└────┘

本日の空は快晴であります。

7/15/2023, 10:12:34 PM

「これでお終い」
「もう辞める」
「さようなら」

今まで生きてきた中で、
何度そんなことを口走っただろう。

今まで生きてきた中で、
何度そんなことも言わずに辞めただろう。

しない後悔より、して後悔。
そんな言葉に惑わされ、何度苦しんだだろう。

後悔するんだから、どれも苦しいだけだった。

終わったことにはもう触れれない。
触れちゃったら、壊れるから。

そうやって言い訳して、
そうやって現実逃避して、

本当の終わりが来た時に、何も残っていなかった。

「……本当、何をしてたんだろう」

長い時間を掛けて紡いだ思い出も、
一つの娯楽を分かちあう繋がりも、

もう残ってない。
二度と、過去にさえ、逃避出来ない。

だから、今は触れれることに触れていたい。

触れても許してくれる所に居たい。

そう思って、ここに来た。

自分をもう一度偽って、帰ってきた。

一からの関係を、十の今で、もう一度。



【お題:終わりにしよう】



┌────┐
| 一言 |
└────┘

名前を変えて戻ってきました。
以前とは違い、マイペースに活動します。