友情
今のままじゃフラれるって分かってたから俺は君に恋愛対象として見てもらえるように必要に色々なことをした
でも君は全部友達としてやっているとしか思ってくれなかった
恋愛対象としてみてもらうにはこの友情はあまりに固すぎた
友情なんてなかったら君は俺を恋愛対象として見てくれた?
花咲いて
六花が咲いたら君に会える
もう二度と会えなくなった君に会える
毎年そうだから
あぁ、やっぱり会えた
君は俺に向かっていつも微笑んでくれる
でも君は決して俺に語りかけてはくれないし、俺が君に触れることもできない
それでも君に会えるならと俺はいつも雪の降る日は庭にいる
変なやつと思われたって構わない
俺は君に会いたいから、君が好きだから
もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら俺は過去に戻ろうとするのだろうか
いるまのいた頃に行こうとするのだろうか
俺はいるまの死の悲しみから立ち直ったふりをしているけど正直全く立ち直れていない
もう一年もたつのにいるまのことを思い出すと涙が溢れ出す
会いたいと何度願ったことか
でもタイムマシンを使ったとしても俺はいるまを救うことはできない
それなのに会いに行ってもいいのかという迷いがある
それにこんな俺を見られたくない
いるまを心配させてしまう
それなら会いに行かない方がいいんじゃないかと思ったり
まぁでもタイムマシンなんてありえないこと考えたって意味ないけど
今一番欲しいもの
「みことちゃんは俺の事好き?」
俺の今一番欲しいものはすちくんに好きを伝える勇気
俺はすちくんと付き合ってからまだ一回も好きと言えていない
俺を真っ直ぐ見つめるすちくん
ドキドキしすぎて今にも心臓が破裂しそうだ
「え、えっと、えっと、」
好きって言いたいけど恥ずかしくてなかなか言えない
「ふーん、みことちゃんは俺の事好きじゃないんだ?」
「えぇ!?ち、違う!違う!俺はすちくんが好き!大好きだよ!!」
好きと言っていたことに気づき恥ずかしくなってしまった
「ふふ、みことちゃん耳まで真っ赤!可愛いね〜」
手のひらで転がされた感じがなんだか悔しい
「も〜!すちくんの意地悪!!」
私だけ
私は君が私にだけ見せる姿が大好きなの
みんなの前では強く当たるけれど2人きりの時はとても甘えん坊
私だけが知ってる特別な君
こんなに可愛い君は私だけのもの