六月の帰路

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1/19/2023, 3:07:59 PM

昔、君に好きな曲は何かと 尋ねたことがあった。
その時に君が何を答えた曲を 私は口ずさむ。

卒業する時、君にもう一度問いかけた。
僕は今電車に乗って 終点へ向かう

君と反対 路線に向かって

1/17/2023, 5:00:14 PM

電波塔の所 居候をしている
いちばん大きな青をなぞって 終わりを繰り返す
煌びやかに流れる流れ星
頭の中で思い出す 復唱した言葉
よかった、ちゃんと覚えていたんだ。

光なんて作り物で 映り込むものが本物で
鍵盤で叩いた空模様 いつまでも青いね
少しのアクセントと 少しの甘さで 僕は満たされたい
僕は君に青を見て、という
それでも 君流れ星が流れてゆく
静かな鍵盤を叩いた君の瞳 雪いだように透き通った光

君は憎らしくもあって 愛らしくもある
ゲルニカの一輪の花の傍 僕は食べられているみたいだ

橋に立って 柵のそばにいて モノクロームの世界で
鍵盤を弾く
映りこんだ姿で染められてゆくもの

1/7/2023, 4:16:06 PM

例えば某日
世界は透明になった
電車が通る合図と共に
地球はふわふわと雪のよに落ちてゆくだけ
君の涙より穏やかに
それはとても長くて
早く終わっていかないかなと思う

最後に遊園地ではしゃぐだけ
君と手を繋ぎ走り出す
真っ赤な観覧車の上を飛んで
夢と夢の間もゆききする

誰かの御籤をビリビリに破る
六月のことを思い出して

鳴きたい鳥は
泣きじゃくって終わってゆく

1/1/2023, 8:35:55 PM

ふるるふふふふるる

12/31/2022, 2:07:01 AM

死ねなかった。ただ、それだけ。

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