六月の帰路

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6/11/2025, 10:47:14 AM

私だけのもののように思える
居残りしたあとの雨音 
電車から見える黒に呑まれていく少しの赤色

6/6/2025, 12:38:56 PM

その大きな背中を見て 後ろを振り向いた
大きな街灯の下で腕を組んで あなたは来ないで
私1人の空間よ

5/10/2025, 8:35:12 PM

もうすぐ土となるあたたかいベンチは私のことを知っている緑が好きなわたしをしっている。
知らない明日 また明日を知らないでいい
明日明後日明明後日またそう繰り返す日まで鳴いてみせてほととぎす

3/11/2025, 3:54:07 PM

通り過ぎた街灯を振りかえった私はそこにはいなかったが目を凝らし微かに見えたそれは空まで届く星になった

6/18/2024, 4:08:30 PM

屈折した光は 全てを歪ませた
眩しかった太陽が、私たちを塗りたくったのに
まだ同じ色にはなれないよ
時には赤い光が、時にはピンクの光があるのに
私たちは何色にもなれないよ

落ちているというものは
ずっと回り続けている飛行船だ
導かれるということは 終わりのないものだ

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