六月の帰路

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12/26/2022, 12:26:21 PM

地獄と天国で彼らは夜通し祭りを開き
招待状ばかり送り付けていく その間を行き来していること それがこの地なんかではけしてないこと
何も無かったことを求めて もう電車が行く
初めてのりんごに 刹那の思い出があったから
ごめんなさい先生 もう正解しかいわないから

火がぼうっと たつたつと ひくひくとそこにいること
炭団にたすけを頼んだ
メランコリックの鏡と対称に川のせせらぎ
狂い月をみて、地獄花を持った君に
応えて。踏まえて。造って。構えて。起こして。引いて。会。離れて。残心。

宇宙を旅していたこと 地から落ちてゆく洞穴

チューニングされていない雷鳴
キューピットが僕を刺す 火が血に染って赴く
もう電車が行く 午後四時のチャイムは変わらずに
十字架にかけられて
リンゴか赤色に染まってゆくのだ

12/22/2022, 12:01:53 PM

形を保つことのできない物体 舂く事を願って
樹木が生えている庭園で、私はただ一人
日が指しているのかも分からないまま
水を落とし、手押しポンプから
ぽたぽたと垂れてくるまま
手をぎゅっとして ありもしない思い出を甦らせていた

夜の庭園は静かに眠っているように居た
風の声が聞こえた 私は一人ではないのだ。

物語の家を想像している
コロニアル様式の家。
ベランダで私は優雅に朝食をとっている
そしてそのまま、グリーン山脈の湖に浮いている落ち葉を見て、私は本を読むのだ。

茶色とか、白とか、様々なお城をみて周る
煙突に憧れるままに 私はサンタに恋をする

雪の降る十二月 私は雪を待つ事もなく
その庭園でそぼそぼとしていた。
仲間はいるのだ。
熊と、うさぎと、ペンギン。
の人形が椅子に座っている、机を囲んでいるのだから

そして、私は買い置きしていたパンを頬張りながら
サンタに恋を綴っているのだ。






凍えている手を摩る、一人が居る。

12/12/2022, 1:02:24 PM

だれか涙を拭ってくれませんか。

12/7/2022, 12:04:28 PM

ぜんまい引いて 全てが終わるならまだいいかな
人生最後でも糸を結んで、縛って、かけて、切れた。
バツ印のそれが痛みに感じ、カーテンに光が指しているのが嫌味に感じてしまって、
人生最後に限って外は明るくて
鳥が鳴くのと同時に人が笑う 懺悔はもう切れている
ターミナルに着いたのに また動き出す
そんな事が嫌になっていた。
だから足に糸をかけて眠った
頭に血が上ったけど もう手を上には出せない

死の到達は思ったよりも遅くて 教室の椅子に座り込むみたいに汗が止まらなかった日々でした
再生された映像は君の肉眼でした
小さな細胞がうねうねしていました
雨が降っていた頃、君は逆さまに死にました
僕を置いて消えました。雨みたいに。
ぜんまいなんて最初からないから
だから林檎がつっかえました。

自殺を食べるとみんなに初めて注目されました
赤色ボタンが消えているはずなのに
毒林檎がつっかえて吐き出しました。

自傷する夢
林檎の中身は青色になり 外側は赤色

12/4/2022, 6:24:03 PM

天井に映る緑のLEDが少し僕を灯してくれていた
夢うつつにそれはたんぽぽにもなった
僕の目にはノイズが映ったようになった
それは暗闇に吸い込まれそうに夢に入ったみたいに
暗闇のなかの花火のようにも見えていた
生きている夢を見た
悲しかったから 刹那が蘇ること 死にたかったこと
死のうとしたこと 死ねなかったこと 生きていたことの夢だ しにたかった夢だ 大嫌いな夢のままにいた
僕は死んでいた そんな言葉が生きている証
宇宙の太陽に全て吸い込まれてしまう夢がいい
宇宙なんてなかった夢がいい
そんな言葉がない夢を見ている
雲がいなかった夢がいい 全てが真っ暗な夢がいい
真っ暗なんてない でも何も無いって何?
そんなことも嫌だ、全てが感触でつたわって
侵食された濁りの匂いがする
猫が飛び出す夢ならいいか 路地裏の世界に横たわる
猫ならいいか
登場人物はお前だけでいいのにな

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