10/31/2022, 2:35:39 PM
友人たちと酒を飲みながら、馬鹿げた話をする。本当にくだらない、会社では口にしないような思いつきの数々。誰もが夢見る花咲く理想郷にはとても住めないかもしれないが、こうした日々を幸福だと感じるのだ。
10/31/2022, 3:50:10 AM
記憶の中にしかない公園がある。具体的にどこの公園とかでもなく、幼少期の記憶が集まって出来た架空の公園だ。広くて花火が出来て、すべり台がある。ジャングルジムもある。都内の小さな公園を見かけるたびに、記憶の中のその公園で遊ぶ自分が思い浮かぶのだ。
10/30/2022, 8:45:01 AM
夢を覚えていられたことがない。どんなに嫌な夢を見ても、どんなに楽しい夢を見ても起きたらすぐに忘れてしまう。あまりにも覚えていられないので、あの夢の中の登場人物はここではない別世界だと思うことにした。それをこっそり覗いているだけだから、すぐに忘れてしまうのだろう。
10/28/2022, 9:04:05 AM
すれ違い様に、ふわりと紅茶の香りが漂う。品種には詳しくないから名前は分からないが、昔家庭教師に行っていた家に漂っていたものと同じだった。
振り返ると、大学生ほどの女性が見える。あの時の子だったらエモいなと思いながら、声はかけずに立ち去った。
10/27/2022, 9:22:45 AM
「名前を呼ばれるのが、一番嬉しい」
「あなたの声のトーンで、愛されていることを実感できるから」