両親への憎しみ
年を重ねれば重ねるほど、両親への憎しみの輪郭がはっきりと現れてくる。
結婚式に親を呼ぶ友達、両親と温泉旅行に行く友達。
全くの幸せではなかったかもしれないが、私には幸せな両親のもとに産まれた幸せな娘に見える。
目立つから嫌だと言ったのに卒業式に着物を着てきた母親、毎日残業で深夜に帰ってきて私のことなんて何もしらないくせに進路に口を出す父親。
良い思い出は自分がいい子だったから起こったこと。
何一つ私の思いなんて分かっていない。
死にたいと言ったらそんなこと言うなと怒られ、なぜ産んだのか聞いたら女だから産んで見たかったと言われた。
人生なんてなんの意味もないと思っていた。
30近くになり、ただ幸せな両親のもとに産まれただけで、意味があるように思えてしまう。
自分は持つことができなかった羨ましい家族の思い出。
シャワーを浴びながら考えてしまう。
以前、パワハラ上司にあなたは自分の立場が判っていないと言われた。
その後このパワハラ上司はマネジメントができていないという理由で解雇された。
特特特特大ブーメランを投げていて滑稽だった。
あんまりでかいの投げない方がいいね。
人に刃物を向けたら自分も無傷ではいられないんだよ。
それが人の世の常。
昔看護師をしていたときに思ったこと。
死ぬときに人生のすべてが凝縮される。
悪人の生き方にふさわしいと死に様が待ち受けているだろうね。
中学生の頃に思春期爆発の日記を書いたな…。
あのときの気持ちをポエムにしたり、小説風にして長々と文章を綴ったりしていた。
学校のつまらなさ、気になる人のこと…などなど。
高校に入学する前、部屋を片付けているときに日記を見つけた。
読み返すと、叫びたくなるくらいの恥ずかしさを感じてビリビリに破って捨ててしまった。
今思い出しても恥ずかしくなるけど、読みたくなる気持ちもある。
なんで破ってしまったんだ自分。
今日は刺すような寒さだった。
厚着をしすぎたため、電車の中で気持ちが悪くなった。
夏もそう。暑いから薄着で出ていくと店のクーラーの寒さでお腹が痛くなる。
春は花粉症が酷いし、ここ最近の秋は短すぎるし
生きやすい季節なんてないな。
日本のいいところ四季…?
いいところもあるけど、年取ると季節の変わり目が身体にこたえるね。
美しいか…
若いって美しいよね、、とはおもう
学生のきらきらして溌剌とした瞳は美しい。
たまに、普通の子よりも色々と背負っている子がいるけど、それでもその生き様が美しいと思う。
反対に中高年や高齢者は美しくない人の方が多いかな。
美しい…うーん美しいけれど若いころの無知の美しさには叶わないわ。
思慮深くなるごとに醜くなるような人間にはなりたくないな。
そんな人の多いこと。
年を取ると恥を忘れて、醜い部分を覆い隠せなくなるのかな。
身体的な衰えのせいだとしてもそんなの嫌だわ。