モノクロ
モノクロの世界に色がつけば、とか
そんな話をしてるんじゃない。
モノクロの世界を生み出した周りが悪いのだ。
私をそんな世界に放り出しておいて
よくのうのうと生きていられるなとつくづく思う。
わたしはお前らのせいでこんなにも苦しんでいるのに、
それに気づけないお前も、そこに放り出したお前も
見て見ぬふりをしているお前も、みんなみんな
私と同じ目に合えばいいのに。
永遠なんて、ないけれど
永遠はないらしい。
私は考えたことがなかった。
むしろ考えないようにしていたという方が正しい。
今辛いこの時期は、まるで永遠のようだ。
ほんとうに永遠なんてないのだろうか。
涙の理由
今日の涙はあなたのせい。
明日の涙は今日のせい。
あなたの涙は私のせい?
ちがうでしょ。
だから
私の涙の理由は探らないでね。
コーヒーが冷めないうちに
コーヒーを注文した。
あなたが現れるまで、このカフェで待つことにしたから
一向に現れないあなたを待つわたしと
健気な私を待たせるあなた。
世界がどちらを必要とするかなんて
わざわざ言葉にしなくてもわかることだ。
待ってるだけでは始まらない。
例え犠牲が出ようとも、
行動する人が勝ちなのだ。
そんなことを考えている間に
コーヒーは冷めてしまったようだ。
パラレルワールド
「私の人生の中で選択を誤ったと感じる状況が多すぎる。
あまりに多すぎるから、この世界がメインでないと仮定した方が、よっぽど生きやすい。」
そんなこと言う人ほど、他者から見れば幸せそうである
「違う選択をした自分を見てみたい。きっと今よりずっと幸せな人生を送れているはずだ。」
そんなことを言う人は、今の自分すら見れていないのだ
基本的に人間とは客観視のできない生き物である。
それをわかった上で、多くの考えを受け入れる人こそ
自分が幸せであると自覚できる。
なんて、綺麗事だろうか。