12/11/2025, 1:35:03 PM
ぬくもりの記憶
12/7/2025, 12:55:26 PM
白い吐息
吐いた息が白くなって目の前に現れた。
白い吐息のせいで
なんだか心まで見えてしまっている気がする。
君には私の心が見えているの?
なんて、くさいことは言えないし
言うつもりもないけれど
白い吐息と一緒に私の本音まで見えてしまっては
君との関係が台無しだ。
12/2/2025, 4:24:52 PM
いつからか
年に一度、純粋な子供にだけ現れるあの人が
私の前に出てきてくれなくなった。
現実ばかりを見すぎて
目の前の幸せにも気づけない私には
もう贈る物なんてないらしい
12/1/2025, 3:40:52 PM
凍てつく星空
どのくらい時間がたったのだろう。
私の頭上にある星々は
そこから1歩も動かず留まっている。
まるで凍っているようだった。
学生特有の悩みは晴れず、
空ばかりが晴れるこの世界にうんざりしていた。
考えすぎだと言われても
考えなければ死んでしまいそうで怖かった。
けれど夜だけは私の味方だった。
誰にも邪魔されず、ただ静かで暗くて
凍てつく星空だけが私を包んでくれる。
もう一生朝なんて来ないんじゃないかと思えた。
しかしそんな夜も呆気なく終わるらしい。