8/19/2025, 8:13:35 AM
足音
歩いているはずなのに周りにかき消されて
どれが自分の足音なのかわからないよりも
葉っぱと風の音に紛れて
ただ1つだけきこえる自分だけの足音のほうが
私はよっぽど気に入っている。
8/17/2025, 11:34:17 AM
終わらない夏
暑いのは嫌い。夏に外に出るのは好き。
日焼けは嫌い。太陽の下を歩くのは好き。
汗をかくのは嫌い。運動は好き。
虫は嫌い。蝉の声は好き。
終わらない夏は嫌い。朝起きて暑いとほっとする。
矛盾しているなぁ。
8/16/2025, 2:15:49 PM
遠くの空へ
「最近遠くの空を見ているとなんだか悲しくなるんだ」
『なんで?』
「だって、あの空の下にはきっと誰かがいるけれど
それを僕はこの目で見れないんだよ」
『それの何が悲しいんだ。別にどうだっていいだろう』
「空は見えるのに誰かがいることを確認できないんだ。
それってなんだか自分一人だけ取り残されている気がしない?」
『そうかなぁ、見えないっていい事だと思うよ。
だって自分が想像しているよりずっと賑やかかもしれないじゃないか。』
「もしその逆だったら?」
『そんなことを考えるから悲しくなるんだ。
たまには遠くの空へ向けて夢を見るのも悪くないんだよ』
8/15/2025, 11:32:17 AM
!マークじゃ足りない感情
それが恋なのか愛なのか友情なのか。
僕があの子に送る『!』と
あいつに送る『!』はもちろん違う。
けれどもしこの感情を言葉にできたら
あの子に、あいつに伝えられたら
それはきっと『!』だけじゃ終わらない。
恋人と呼ぶには何か足りず、
ただの友達と呼ぶには溢れすぎるこの感情は
どう表せばよいのだろうか。
8/14/2025, 11:11:24 AM
君が見た景色
君が見た景色を僕は見たいと思わない。
きっと僕と君の価値観が違いすぎて
虚しくなるだろうから。
けれど、僕が見た景色を君にも見て欲しい。
君の目にこの景色がどう映るのか知りたいから。