10/6/2024, 3:20:39 PM
かつて確かにあった日々は、良い日も、悪い日もあった。
渦中にあった頃は、ただ、早くこの地獄の中で殺してほしいとも思った。
それでも、思い返す私は、まだこうして生きている。
いつか今も思い返す日々の中に埋もれればいい。
そうして何もかも忘れられる日が来ることを願っている。
9/23/2024, 2:36:23 PM
ジャングルジムの中に潜り込む。
大人の手は届かない。
中へ、中へ。
秘密基地から見上げた空は、青く、よく晴れていた。
6/28/2024, 12:21:20 AM
ここではない場所に行きたい。
そう願っている。
でも、今いる場所にたどり着く前も、同じように思っていた。
その時は、別の場所へ行けば全て良くなるのだと漠然と考えていた。
確かに良くなったこともあるけれど、逆に前より理不尽な目にあうことも増えた。
それぞれの地点に、それぞれの地獄がある。
だからまた、ここではないどこかへ行きたいと、きっと願ってしまうのだろうけれど。
6/14/2024, 2:26:02 PM
「ああ本当に消えてしまいたい」と思いながら生きている。
ぼんやり、他力本願に。
早く楽にしてほしいと願いながら働いている。
死にたいと希う気力すらも無く。
あいまいな空の下で、今日も、日が暮れる。
6/1/2024, 9:35:41 AM
まっさらな紙がある。
まだ何色も塗られていない。
好きな色を使っていいよ。
何色にしてもいいよ。
でも、色を付けても付けなくても、それはあなたの自由だよ。
そう告げられて、紙を見て、どうしようかと手を止める。
何もない、このままの、無垢のままが良いのかも。
……なんてね。
んなわけあるかいと嗤って、私はペンキをぶち撒けた。