本当の友達って
居ないと思っている
どうしても自分から
距離をとってしまう
馴染めない
そんな私に
めげないで
くっついて居てくれる
友達が
出来た
猫さんだった
独りぼっち同士で
くっついて
ご飯を分け合い
遊び合った
そんな猫さんが
先日から
姿を見せてくれなくなった
哀しかった
でも
どこかで
元気で居てくれる
そう信じている
待って
みんなに追いつけないよ
僕の足が遅いのか
みんなの足が速いのか
スタートの位置が違い過ぎたのか
僕はまだみんなに追いつけない
行かないで
待って
待ってよ
ねえ
僕を置いていかないで
待って
待って
待って
見ろよ
あの青い空
白い雲
どこまでも続く
あの空の向こうに
小さい頃
憧れていた
星がね
たくさんあるんだって
数えきれないんだって
すごいねえ
見たいねえ
ーそうして
大人になった僕は
今も空を見上げている
寒くなったなぁ
枯れ葉が舞う
秋か
秋なんだな
高い空に
雲が浮かぶ
明日は雨だっけ
横断歩道を渡り切って
道を歩く
僕はまだ
子供の僕を
忘れてはいない
泣く
泣く
泣いて
声が枯れるまで 泣いて
でも
心の穴は
広がるばかりで
今も
まだ
心は泣き止むことなく
何が辛かったのかすら忘れて
あの日
みんなと宅飲みしに行った
彼は焼きそばを作ってくれて
みんなは人生ゲームを楽しんだ
焼きそばを食べながら
私は初めての人生ゲームで
何だか分からないうちに勝ってしまった
解散して
雨の中を当時の彼氏と帰った
それから何年か
夜
いや 深夜
寝ているところに電話がかかって来た
俺さ 今帰って来たとこ
ただいまーだよ
これからラーメン作る
眠い目を擦り
私は うん と
呟くように頷いた
当時同棲していた彼氏が起きて来て
誰 切って
と 言われた
学生時代
宅飲みに誘ってくれて
焼きそばを作ってくれた彼だった
こんな時間にかけて来るなんて
非常識極まりない
と
彼氏は激怒した
着信拒否のあと
電話番号を消されてしまった
恋だった
私の中の淡い恋は
終わってしまった
始まりは
雨の日だった