お母さんがフラダンスを始めたのは
健康維持と
美しく居たいという事だった
始めてから1ヶ月が経とうとしている
お母さん
楽しそうだね
ーそうよ 楽しいわ
あなたも始めれば良いのに
今度一緒に教室行きましょう?
…んー、うん
という事で
お母さんと教室に行くことになった
教室に出向くと
様々な年代層の方が居て
とても和やかだった
ーいらっしゃいな〜
あなたも一緒に踊りませんか?
先生もニコニコしている
私は見よう見まねで
1日体験させていただいた
ーご苦労さまでした〜
どうだった?
普段使ってない筋肉を動かして
明日多分筋肉痛です 笑
ーゆっくり休んでね
また良かったらいらしてね?
はい ありがとうございます
数日後 本格的に土曜日だけ
毎週通うことになった
お母さんは私よりも当然
フラダンスが上手い
すごいなぁと感心する
ーゆっくり心を込めて踊るのよ
お母さんは言う
見習おう!
会いたい人が居る
故あって
お葬式に出られなかった
母方のおじいちゃんと
父方のおばあちゃん
居ないという現実が
掴みきれない
ちゃんと
さよならが
出来なかった
会って
握手して
さようならが言いたい
会いたい
無理でも
奇跡なんて、ない
うちの猫が外を見て
たそがれている
まだ2歳半だが…
この風格は
いったいどこから来たものだろう
…ん?
たそがれているのかと思いきや
外の網戸についたカメムシを凝視していた
やめてくれ…
心底そう思いながら
私はカメムシとうちの猫から目線を逸らした
なぜこんなにカメムシは
網戸に付くのか
本当にゴメン被るものである
屁が最近くさい
きっと明日もくさいのだ
私は問題無いのだが
周りはきっと迷惑だろう
換気よろしく…
あ 自分で換気するか
あるいは屁のたびお手洗いに駆け込むか
面倒だが仕方ない
お手洗いが今度は におうだろうが
換気設備に任せよう
なぜくさいのだろう
ストレスか?
変なもん食ったっけ?
まあ
気にせずいこう