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8/25/2024, 5:39:59 AM

今はもう
このままで終わってしまうことが見えている

自然消滅という
やるせなさが

僕の心にわだかまる

何かできることはないかと
空元気は虚空を彷徨う

僕はどこまでも

好きだった

けどそれは

独り相撲で終わりを告げる

寂しさが
込み上げて

僕は仕事に集中する様にして

だけど心は
上の空だった

何とかならないか

でも今更

僕らが付き合いだしたのは
ちょうど二年も前のことだったろうか

だんだんと心の距離が離れて行ったのは
付き合い
一年経って少しして
彼女が僕に相談しないで転職してからだった

彼女はもう別の人に見える

どうにも出来ない

何とかならないかな と
感じていた

心の溝が埋まることはなかった

僕は一人で
近々

歩き出すのだ

8/23/2024, 10:26:25 PM

今日は海へ
黙祷を


過去の自分がいなくなった日

過去の自分を卒業した日

これからの自分と

生きる日

8/22/2024, 10:53:03 AM

買って来たシャツを来て
会社に出た

仕事をしていると
同僚から

それ 裏 裏だよ

と 言われた

トイレに行って
シャツをよく見ると

裏返して着ていた

あちゃー

脱いでその場で
表にして着直した

同僚に
ありがとう

と言うと

たまにあるよね お前

と言われた

え マジ?
言ってよ…

と言うと

めんどくさいじゃん

と一蹴され

俺はたまに裏表逆に服を着ている人
という
変な人の位置が定着した

ま いっか
服は服だし

俺は開き直った

8/20/2024, 10:20:12 AM

君がさよならと言う
その前に

なぜ僕が

君の気持ちを
感じられなかったのかを

悔いている

8/20/2024, 10:15:06 AM

ふと見上げた空には
広がる鼠色の雲
湿った風が頬を撫でた

そろそろ
降るかな

僕は天日干ししていた座布団を
部屋に置くと

雨戸を閉めた


部屋の電気を付けると
テーブルに置いてあるスマホが鳴った

はい
もしもし

「もしもし お兄ちゃん あたし
今お兄ちゃん家に居るの?」

妹からだった

居るけど なに

「あー見間違いかあ お兄ちゃんと
すれ違った気がしてさーさっき
声かけて知らんぷりされたから 
何って思って電話したんだけど…」

「ついでに駅に傘持ってきてよ〜」

分かったよ

電話が切れたあと
僕は傘を用意して

近くの駅まで歩いた

ポツポツと雨が降り出した

お兄ちゃんー!こっちー!

妹を見つけて歩いて行くと

妹のそばに男が居た

この人と一緒に暮らそうと思ってるの

妹が嬉しそうに言う

ちゃんと料理作れるのかよ

僕が聞くと

自分が作ります

と男が言う

僕は少し寂しい気持ちになったけれど

妹が決めた事だし

二人に
仲良くやれよ と

声をかけた


ーーそして

妹が

家を出る日が来た

またね!お兄ちゃん

と扉を開ける妹に

僕は

…うん

としか
言葉が出なかった

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