【オアシス】
過酷な環境故のオアシスでは
なんて思ったりもする
一方で
落ち込んだ時に
気分を変えようと
好きな事をやっても楽しめなかったりする
過酷さが足りてないのかと思ってたけど
それは原因となる現実から
目を逸らした蜃気楼みたいなもんなんだろう
現実と向き合う体力を養うため
一度目を逸らすのは有効かもしれないけど
結局は現実と向き合わない事には
解決はしない
失ったものに落ち込んだなら
それは戻らなくても
向き合う事で受け入れるかも知れない
なかなか難しいけど
なんて自分に言い聞かせながら
とりあえずは今
目の前に立ち塞がる困ったと
どう向き合いましょうかねぇ
【涙の跡】
涙の跡には
乗り越えた軌跡が・・・
さてさてさて
そうそう泣くことは無いけれど
ぶあっと込み上げる事があった
それも人前で
ちょっとびっくりしつつも
ギリギリで耐えた
涙がこぼれ落ちる事は無かった
あぶないあぶない
ふぅっと一呼吸して気持ちを整える
さてっと
何事も無かったように会話に混ざる
一足遅れて
涙目がもう一人
大人ぶって声をかけようとすると
「〇〇(俺)さん泣かないで」と
逆に気遣われ驚いた
なるほど
目は真っ赤だったらしい
みんなもいつも以上に優しいわけだ
いやぁ
俺
可愛っ
【半袖】
そして半ズボン
一年中それで過ごしてた彼は
どんな大人になっただろう
屈強な身体と
強靭な精神力
健康的な日焼け後
きっと
俺とはずいぶん違う大人になった事だろう
ちょっと見てみたい気もするけど
無粋な気もするな
【もしも過去へと行けるなら】
そいつぁ悩ましい
変えてしまいたい『もしも』はある
だけど
それによって変わってしまうかもしれない
『もしも』もある
変わった先がどうなるかなんて分からない
きっと新たな『もしも』に頭を抱えるんだろう
だからもし過去へと行けるなら
まだ元気だった頃のあの人の顔を見るとか
その時は理解出来なかった発言の真意を覗くとか
その後の様子を見てみるとか
そんなところじゃかなろうか
しかし
既に自分の居る所に
存在しうるのか
そもそも何も干渉出来ないように
幽霊みたいな形で存在するのか
それならそれで
自分の過去なんて
覗いてる場合じゃないな.......
【True Love】
子供の特権だとばかり思ってたけど
一線を退いた後にもあるらしい