【桜】


期間は短いけれど

その時期になると

あちこちで見る事が出来る

この花に

心奪われたのは

いつだったか


子供の頃にも当然見てたはずだけど


あるとき花と団子の順位が入れ替わった


心境の変化なのか

圧巻の光景だったのか


以来

団子がなくとも

足を運ぶようになった


まぁ

いい傾向なんだろうと思ってたけど


最近また

団子の位置が浮上してきたような気もする

【君と】


一緒に居た頃

万能感に溢れてた

得体の知れない自信に突き動かされ

ずいぶん早足で歩いたようだ

自分を疑わず

なかなかな事も言っていたと思う


今となっては

ちと恥ずかしい


あの時は気付きもしなかったけど

あの自信は借り物だった


君に認められてる

そんな自信


今も大して変わらないけど

ちょっとだけ

自分の足で立てるようになったぜ


たぶん

それも君のおかげ

【空に向かって】


雲ひとつない空に

距離感を見失う

自分の焦点がどこにあるのかも

よく分からない


見えてはいるのに


この感じ


どこかで知ってる

【はじめまして】


そんな事も

だいぶ減って来たような


今年の異動

新顔はみんな顔見知り

これはやり易い

か？

【またね！】


次は数日後や数週間後

数ヶ月後

数年後になる事もある

もっと長い事も


そのどれであっても

笑顔で手を振れる

またね！

と別れた次は

変わらない再会

またね！の続き


色々な時間も言葉も飲み込んで

またね！


良い関係性だと思う