【巡り会えたら】
恐らく
巡り会っちまった
一生物の可能性も十分あると思える
こんな事もあるのかぁと思いつつも
相手によるところが大きく
ありがたいこったと
しみじみ
【奇跡をもう一度】
たま~に塞ぎ込む
些細な事だったり
気分だったり
考えても仕方の無い事だったりもする
一応、周りにそれを悟らせない立ち振る舞いは出来る
最終的には結論らしき物を出し
自分を納得させるか
考えてもしょ~がねぇや
で落ち着く
程なく
その時間を有効に使おうと切り替わるし
他にも考える事は色々とある
優先順位の低いそれに時間はかけれない
だけど
たまに時間を持て余すと良くない
優先すべき事が片付いて行くと
薄ら見えてくる
たまたまタイミングが合ったってのもある
すでに奇跡は起こった
これ以上はない奇跡が
これ以上の何をもって
奇跡とするのか
そこに嘘は一つもないし
自分を誤魔化してる訳でもない
だから尚更
自分の意に反して
ふと湧き上がるその何かに
どう向き合えばいいのかも分からず
次に時間を持て余し
タイミングも重なるその時まで
持ち越す
持ち越せる事が
奇跡なのかも
【たそがれ】
中学の国語の先生から聞いたのは
誰そ彼
向こうから来る人が誰なのか
見分けがつかなくなる夕暮れ時
誰ぞ彼は
みたいな語源で日本特有の綺麗な言葉だと聞いた
確かに!と
大人になったら使いこなしてやろうと思ってたけど
実際に使われてるのは
哀愁を纏った雰囲気
何故だ?
地域性?
夕暮れ時にお別れの話だったかしら?
あぁでも
顔が見えるか見えないかの
距離感なら
何となく分からんでもないや
【きっと明日も】
どっちにも転がれる言葉だ
今日次第だ
大抵の場合
明日は激変しない
今日の延長線上にやってくる
きっと明日もから
きっと明日はになる日は
淡い何かを感じた今日があるから
良い方向であれ悪い方向であれ
変わらない明日
変わって欲しくない明日
今日の自分に出来る事
今日の自分ではどうにもならない事
どちらにしても
出たとこ勝負ってよりは
正解は分からなくても
もがいた分だけ想定内は増えると思う
どうせ明日も
なんて今日を投げ捨てた後は
だいたい
どうせな明日がやって来るから
たぶん合ってる
悪い事より
良い事の方が見つけにくいから
なかなか腰は上がらないけど
【静寂に包まれた部屋】
静寂
随分と貴重なものになった気がする
何処にいても音が溢れてる
自分が静寂を感じきれなくなったのか
なんて考えると
久々にそれに浸ってみたくなったりするから
我ながら単純なもんだ