道路に子猫の死体があった。
その道を通る車全てが減速して変な軌道を描くものだからつい注目してしまった。
悲しくなって、車が変な動きするから気づいちゃったじゃん!と車たちを責めたくなった。
でも、通る車全てが変な動きをしてしまうような世の中で良かった。とも思った。
#子猫
意味がないことなんてない、とよく言うけど
勘違いしちゃいけないよ。
意味のないことはない。
きっと何かがどこかで糧になる時がくる。
望み薄な受験だって、夜更かしネットサーフィンだって、全く意味ないことはない。
けどね、意味の大きさは、全く違うと思うんだ。
意味のないことはないけれど、
意味の小さいことはあるんだよ。
ネットサーフィンもきっと、いつか役にはたつけれど。
今は寝ることの方が、大きな意味があるよね。
言葉を都合よく解釈せず、自分でよく考えよう。
では、おやすみなさい。
#意味がないこと
ずっと友達だよ。
ずっと大好きだよ。
一生一緒にいようね。
人はすぐ、永遠を願う。永遠を約束しようとする。
けれど、その永遠が本当になることはきっとほとんどない。
昔は全部信じていた。
年を重ね、経験を重ね、だんだん気づいてしまった。
言っているときは永遠だと思っている。というよりは、思っていたい。
でも、言ったからといって守らなければと思う人はそこまでいないみたい。
約束だとは思っていない。ただ、過ぎ行くその瞬間の、願いでしかない。
私は覚えているのに。永遠に忘れないのに。
#永遠に
流した涙の理由が自分でもわからなかった。
怒っている様子がなくなって安心したからか、
我慢していた寂しい気持ちが出てきたからか、
相手に我慢してもらってばかりな自分の不甲斐なさからか。
B5の紙に書き出したって整理しきれないな。
#涙の理由
参考:Lovers/sumika
大学に入るにあたり、一人暮らしを始めた。
自分のズボラさを痛感する日々ではあるが、私の気持ちを落とす原因はまた別にある。
バイト中、買い物中、ふとした時にすれ違う''家族''の姿に、もう私が重なることはないのだと気づいてしまうのだ。
店内を走り回って怒られることも、お菓子をねだってしつこく食い下がることも、親の体調や都合を無視して公園に連れて行ってもらうことも、もうない。少なくとも、その光景の主人公になることは二度とない。
過ぎた日の幸せを、輝きを、儚さを。
二度と戻らない、過ぎた日を想う。
#過ぎた日を想う