ねちょねちょ系鯖缶

Open App
8/28/2025, 12:29:47 PM

くるくるはばかる
地獄がまわる
草臥れただけのオルごール
かっかっこんここんここんこやこ
ぐさぐら唸る大気の不快さ

あら見て、居てるだろ?
ここにいるんだ知っていた?
何も見ないね知らないくせに
拒絶を受容と勘違うんだ

刈っちゃおいっそ
ここにある喜色も乾きもその全て
枯れたんだし構わないよな
死んじやったも同然だから
死骸は物質以下にはならぬ
さんぶんてきだ!

知った気にならないで
ならないか

8/27/2025, 9:44:07 AM

湿度に彩られた街昏々たると光ってる
遠雷鳴りて前後不覚の真横を掴む
仰ぎ開いた腕を振り回し
ちゃかちゃか波紋を繰り返し

砂漠の浮き輪はどこだろう
足に広がる水星の温度が
死の質感によく似てる
クラムチャウダーが好きなあなたが手を伸ばせる程近くにないな

終幕
あぶくが沸いた
いつものこと
ならば善いか?

木が晴れるのはいつまでか
指先三つで応えてくれと
もう一歩だけ、その一歩はどこにあったか
かぴかぴ濡れた猟奇の隙間に

ころころがらがらぐるんぐるん
引力は結果か或いは過程か
人を騙すは真実か
数的思考は何を逃すか



船の横転は何を示すか
何1つさえを知れないように

8/20/2025, 11:55:29 AM

洗面所の暗がりに揺れる
心臓の音が寄せては返す
洗濯機がぼこぼこ震える

触れる足音に耳を欹て
意味無く呼吸を消費する
喉元は詰まるわ視界は霞むわ散々だ
機能しない目を目蓋で覆う

疲れたと思う
それを話してだとか言われる
無責任だよね、出来ない理由も知ってるだろうに
それを希う自分も無責任かな


でも本当は、期待したんだ
どっかの誰かが救ってくれる、愉快な空想を
勿論そのように身勝手な噺が存在しないのは自明であるが
それでも、足元の本音を、
条件反射で繕った顔を、声を、
少し零した答えの鍵を、
知って欲しくなかったとは、言えないなぁ



まぁ、ごめん嘘なんだけど

8/18/2025, 6:12:18 AM

頭上が熔けた
ただ見た
あんら、またか、と

毎度毎度のいつものことだ
偶に全ての均衡が折れる
地盤やらなんやら、些細なとこから大変なことまで
もにゃーっと、壊死する

何故か?そういったもんだからだ
摂理、その以上でも以下でも非ずして
故一切の感傷を抱くこと無く
燻る灰ごと火にかける

目先の紫が落ち零れる
骨がガタガタ鳴らしてく
地に沈みまたどっかに落ちる
その先でまた呼吸する
暇だなぁと、誰かに贖う

遥か遠くの空へ問う
この循環と衰退の価値を
その時貴方は知らなかったの
もしくは要らぬと突っ撥ねた
それがただただ、悔やまれる

8/15/2025, 9:25:58 AM

溢れた口が
どうしようもなくただ目を追った
吐き気と形容してよいものか
そればかりが巡った巡った

手と手を見つけて
噛んで噛んで噛んで堪えて
瘡蓋を知ろうと知ったことなく
また脳天撃つ為止め処なく

喉を締める喉を締める喉を締める
叫ぶ叫ぶ叫ぶ叫ぶ
頭に頭に
響く響く響く響く響く
充足感ってなんだっけ
空と回る思考が笑顔

煩わしい煩わしい
煩い黙ってて黙ってて黙ってて


黙ってよ?
そう訴えようとも気取られない
言葉にならないものだから
もう応えることすら不適切な
烈火の如く、済めば失せるばかりの代物
忘れ去られることさえ無いもの
実体は在るのに無いだけの、それだけの
あぁああああ

Next