明日世界が終わるとしても、
変わらない日を過ごしたい。
心穏やかに、淡々と、
いつもの日常を過ごしたい。
尊敬して、感謝して、幸せな気持ちで過ごしたい。
最悪と思うことは、あんまりないな。
幸せは、自分の心が決めるから。
苦しい時は成長のチャンス。
最悪と思って生きるのか、成長のチャンスと思って生きるのか。
起きている事象は同じでも、捉え方ひとつで、世界の見え方もその後の展開も変わってくる。
小学生の頃、ピンポンダッシュ、したことある。
下校時に、なぜか始まってしまった、ゲームに負けた人がピンポンダッシュする、という馬鹿みたいな遊び。すごく嫌だったのに、やめよう、って言えなくて、そして私が負けた。
ピンポンダッシュしたあと、何年も、何年も、その家の前を通るたびに罪悪感。誰にも言えず、中学卒業までずっと引きずっていた。
大人になったいまでも、どの家だか覚えてる。リアルに感覚を思い出す。
そして、じわーっと嫌な気持ちになる。
6畳一間。初めての独り暮らし。狭くても、散らかっていても、ここが私の城だった。
自分の給料で、買いたいもの買って。仕事以外の時間は、自分のペースでやりたいことやって。
贅沢な時間と空間だったと、今は思う。
5年間片想いしてた。気持ちを伝えられなかったのは、自分に自信がなかったから。嫌われるのが怖かったから。
年に2回、暑中見舞いと年賀状、そして年に数回のメールのやりとり。それだけでも、私は幸せだった、
ある日、日の出を一緒に見に行こうと誘われた。
今言わなかったら一生言えないと思った。
そして言ってしまった。「ずっと好きだった」と。
でも、少し距離が近づくと、やっぱり自信がなくて、嫌われるのが怖くて、見栄をはるほどにからまわりして、何もできなくなった。そんな自分に苛ついて、彼といることが苦しくなった。
…半年後、逃げるように別れた。
別れたあと、決めた。
人を好きになる前に、自分を好きになろう!と。