5/9/2023, 12:28:43 PM
色々な初めては
どれも深く心にきざまれている
いいこともわるいことも
舞い上がる気持ちも血を流すくらいの苦しさも
これが
私の生きてきたみえないあかし
誰も知らなくても
届いていなくても
私は私を忘れない
たとえ
誰一人覚えていなくても
♯忘れられない、いつまでも
5/8/2023, 12:53:52 PM
あなたの笑顔
桜の下で解き放たれて
ひらひらと花びらを受け
新しい一歩を踏み出しているかな
いまははじまりのドアを開けようと
もがいている
あなたのこれからの一年は
あなた次第
♯一年後
5/7/2023, 12:17:51 PM
窓際の席に座ってた君
日差しが
焼けた髪をキラキラと透けさせてた
少しハスキーな声と
細い目
それだけ
性格なんて全然良くないのに
目が合うとドキドキした
それまでの
好きかも
の気持ちとは少し違っていて
毎日
何気ないしぐさを見て
ふわふわしてた
あの日々が
多分初恋
♯初恋の日
5/6/2023, 12:00:54 PM
一番幸せだったころ
いつだろう
空気全てが
光の粒で輝いて
吸い込む息全てが
成長の源だった
母が毎晩
聞かせてくれた
大きな森の物語
その中に入り込んだようなあの感覚
あのときの、あの場所
あそこに戻りたい
♯明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
5/5/2023, 11:41:09 AM
あいにくの雨だった
改札を出て、ふと横をみると
君と君を好きなあの子
私の全身は一気に逆立った
2人で並んでお店に入る
どうすればいいか分からず
私は後をおう
彼女は誰が見ても素敵な子
だから、君じゃなくていい
ああこんなに自分が嫉妬深かったなんて
気にしなくて帰ってしまえばいい
私の彼をとらないで
彼の気持ちをとらないで
偶然をよそおって、お店に入る
2人は驚いて顔をあげる
そこから先、何を話したかは分からないけど
本当にたまたま
一瞬の差
それでも、私は自身の心に
黒い深い感情があることを知った
暴れ狂う気持ちを
おさえられないことを知った
あの日
♯君と出逢ってから、私は…