「雨に佇む」
私の住んでいる地域では 数ヶ月に1度 天気雨が降る
私は天気雨が好き。 何故か落ち着く 亡くなった祖母が 「天気雨は狐の嫁入りと言うのよ 」と教えてくれた そして祖母は 天気雨が降った時 絶対に 傘をささなかった 天気雨は 何処か 暖かく 何かに 包まれているような 感じがする だから 私は 狐が嫁入りした時 自然と 雨に佇んでいるのかもしれない…
「向かい合わせ」
I really don't like the seats facing each other.
私は、向かい合わせの席がすごく苦手。
You have to look the other person in the eye and talk,
相手の目を見て話さないといけないし、
and you feel strange pressure.
変なプレッシャーも感じてしまうから。
That's why I always have a counter seat when I eat out or eat at home.
だから外食する時も家で食べる時も絶対全てカウンター席にしている。
You don't get confused by the other person's pace at the counter.
カウンター席は相手のペースに惑わされないから。
When I tell my friends about it,
they say, "It's like a society."When I asked him,
そんな事を友人に話すと、「まるで社会のようね」と言った。
"Why?" he said,
どうして?と聞くと、
"Because when you go face-to-face, you feel very inferior when one of them grows up.But if you go side by side, you don't feel pressured no matter who grows up." When I heard my friend's words,
「だって向かい合って進むとどちらかが成長した時、すごく劣等感を感じてしまうじゃない。でも隣に並んで進めば、どちらが成長してもプレッシャーを感じないもの」
I thought,
私は友人のその言葉を聞いて、
"Oh, that's right.
ああ、その通りだと思った。
「海へ」
ごく稀に この世から消えたいと 思ってしまうことがある
死にたいんじゃなく ただただ 生きるのが怖くなる
そんな時 1人で 海へ行く 港の外壁に腰掛けて 時の流れを感じる。 フェリー出港のチャイム さざ波の音 色んな音が
生きるということを 感じさせてくれる…
「裏返し」
私は 小さい頃 色んな物を裏返して色々な裏を見てきた。
服の裏 靴の裏 置物の裏 校舎裏 色々見てきた中で
唯一私は人の裏を見たことがなかった、
裏を知らず 表で生きていく方が幸せになれると 大人は皆
口を揃えて言った。
私も自分の裏は誰にも見られたくない。
でも もし 裏返さなければならない時が来たら…
私はそんなありもしない事を考えながら
今日も 眠りにつく…
「鳥のように」
もし 鳥のように 空を自由に飛べるなら
私は どこまでも 飛んでいきたい
空を飛び 山を越え 海を渡り 遠くに住んでいる 貴方の元へ
飛んでいきたい…