ネジが外れたウサギ

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2/4/2025, 5:34:16 AM

別れたあなたに愛を求められ優しくされても

その言葉には

ガラス細工のような弱いアイコトバしか存在しない。

もう、私はあなたに「愛してる」を求めない。


あなたは私に最後のケンカで

「俺の理想を叶えてくれないヤツに興味はない」

と言ったから。それで、別れた。


ワガママなあなたより

今を懸命に尽くす友人らの方がカッコいい。


私に優しくしないで。

つなぎ止めるための氷砂糖のような愛なんて不必要。

2/3/2025, 6:35:25 AM

会社の上司と駆け落ちした姉の行方を知りたくて

ある日。自分自身が探偵となって

申し訳ないと思いながらも姉の部屋に入ってみた。


何か手掛かりがあるかもしれないと思って

机の引き出しを開けると厚い手紙の束が見つかった。

差出人は男性の名前。たぶん、駆け落ちの相手だろう


消印の古いものから順に見ていくと

姉への恋慕が言葉で強く伝わってくる。


最新の手紙にこう書いてあった。

「君を忘れられないから、せめて最後に旅に出たい。

終わりのない、君の心を自分の胸に抱き続ける旅を」

私は慌てて手紙を元の場所へ戻し、家を出た。

2/2/2025, 6:29:35 AM

あなたと別れて半年が経った。

この半年間、

私は未練という名の深い森の中をさまよっていた。

このモヤモヤを友達に相談できなくて、

この愛おしさをあなたに届けられなくて、

ただ、ただ泣きじゃくりながら君の名前をつぶやく。


こんな苦しみから解放してくれたのは、

普段はお互いに忙しくて会えない親友のLINE。


彼女はただ自分の書いた五行詩を送って慰めてくれた

その五行詩だけのLINEのメッセージに私は救われた。


『君が初めてくれたプレゼントは物ではなく

「大丈夫?」の優しい言葉だった。

それから二人でツラい過去を埋めるように愛し合った

君と別れた今は、ぽっかりと大きな穴が開いたけど

心を成長させて埋めるね。ありがとう、バイバイ』

2/1/2025, 2:46:23 AM

四半世紀の人生を生きてきて

さまざまな経験の味を口にしてきた。


金平糖のように甘やかされるときもあれば

ゴーヤのように苦く豪雨の涙を流すときもある。


私を抱いてくれた人は快楽を求めたり、

自己肯定感を満たしてほしい人がほとんどで

私はそこに快楽を見出せずにいた。


恋愛ソングに表れる、

いつかは出会うかもしれない運命の人は

意外と近くにいるのかもしれない。


私はまだ旅の途中だと思う。

運命の人に出会うことよりも

まだ私には「彼」に見合った心の教養が足りない。


それでも私は歩き続ける。

運命の人に幸せにしてもらうためではなく

運命の人と二人三脚の恋ができるようになるために。

1/31/2025, 5:35:29 AM

バレンタインのために初めてのお菓子作りに

苦戦してる私の気持ちをまだ君は知らない。

君と話していて少しでも話が盛り上がると

心が躍る私の気持ちをまだ君は知らない。


私が君を好きだという気持ちを知ったら

どうなるかを少し私は想像できる。

だから、お菓子作りをしている今が楽しいけど、怖い

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