ネジが外れたウサギ

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12/11/2024, 4:26:20 AM

小さい頃からひとりぼっちだった私には、

友達という言葉を理解できなかった。

だから、同世代の子と仲良くするより

人形と遊ぶことが楽しかった。


そんな私でも大人になって社会に出ると

仲間ができた。

友達という堅い絆ではないけど、

仕事をする上で必要とし、必要とされる仲間ができた

その中で趣味の話をしたり、

ちょっとした冗談から生まれる笑顔もあって

私は初めてひとりぼっちから抜け出せたようだ。


友達になると

この「仲間」の関係に重しが乗っかるようで怖いから

このままでいい。


もしかしたら、

相手は友達のように思ってくれている面も

あるかもしれない。

それでも私は「今の城」を壊されるのが一番怖いから

仲間のままで幸せだ。




12/9/2024, 6:28:15 AM

私にとって君はただの友達なんかじゃない。

親友とは違うほっこりとした温かいものがある。

でも、君は「お前は妹みたいな存在」だと言う。

妹から同じ目線の人になりたい。

もし、君の私を見る目を変えられたら私の勝ちかな?

「好き」って言ってもはぐらかされるだけだから

隠していた「好き」を遠回しに言おうかな。


「私を妹のように大切にしてくれてありがとう。

ただ、ちょっとだけ君に謝らなきゃいけない事がある

昼休憩。君が多目的教室でぐっすり寝ている時に

私たちの教室にある君の上着を勝手に持ってきて

君の背中にかけたのは私だったの。

あの時はとぼけてごめんね。

そんなこと言ったら君が怒ると思ったから」


台風の目のように一瞬だけ、好きって伝えたかった。

12/8/2024, 6:13:00 AM

小さい頃、

いつも抱っこをして一緒に寝ていたぬいぐるみがある

今はそのぬいぐるみを部屋の片隅に置いたまま

忙しなく毎日を過ごしている。


ただ最近では、

私が片思いをしている人を

このぬいぐるみに見たて抱きしめるときがある。


そして、声を殺して泣く。

誰にもバレないように既婚者のあの人を想って泣く。

あの人の左手の薬指に光るものを

思い切って奪いたいと思いながら。

12/7/2024, 12:11:07 AM

ビー玉のように逆さまに映る鏡があるなら

自分の気づかなかった魅力が見つかるのだろうか。

私にはコンプレックスしか思い浮かばない。


でも、もし逆さまの自分見ることで

自分だけの『素敵』を発見できたら

きっとそれは内面から生まれた余裕なのだろう。

それが、形となって鏡に現れる。


鏡は見知らぬ自分を写す夢のようなアイテム。

12/6/2024, 6:05:10 AM

心が落ち込んでる時、

仲間の言動や態度にちょっとでも冷たさを感じると

落ち着いていられず、

何をやっていても心ここに在らずになってしまう。 

布団に入っても眠れなくて朝が来る時もある。


解決法なんて簡単には見つからなくて

不安になる。

謝っても原因がわからないからこそ

「すみません」に芯がなく、空洞で頼りない。


誰かに相談しても

当事者じゃないから答えを見つけられなくて、焦る。


でも、数日後にはあれはその人の家の事情だったとか

大したことないことで済ませられる。


その日が来るまで不安で眠れられないけど、

明けない夜はないと誰かが言うように

いつかはまた平穏な生活が来て眠れるだろう。

私はいつもそう信じてる。

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