ネジが外れたウサギ

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11/30/2024, 5:16:19 AM

朝、布団から出ようとして寒気が飛び込んでくると

「冬が始まったな」と身に染みて思う。


そうなると

もう時間をかけた意地との戦い。

「もう少し、あたたまろう」

「仕方ない。起きて寒気と戦うか」

その両者がいつまでも頭を駆け巡る。


最後は後者になるけど、

昨日の夜更かしなどがあるとすぐには厳しい。


冬は、温かいもので癒されるのが一番だけど

その『温かいもの』が朝は布団なのだ。

11/29/2024, 6:08:39 AM

ケンカの多い私たちだけど、私はあなたが好き。

手を繋ぐことが少ないけど、それ以上に心を繋ぎたい


私があなたの彼女でいられる間は

私はあなたに愛を注ぐことができる。


いちごのいないショートケーキに

パティシエは他のフルーツを代理に立てるけど

私には、いちごのようにあなたが必要。


私があなたを輝かせられるまで

私はあなたの縁の下の力持ちでいたい。


もう少しだけ猶予をください。

私はあなたのことをそれくらいの思いで好きだから、

まだ終わらせないでください。


今回のケンカの原因は

私が起こした言葉のすれ違いだから、ごめんなさい。



11/28/2024, 6:22:04 AM

君が僕のそばにいたあの頃は

僕の愛情は全て君のものだった。


僕の喜びを自分のことのように笑ってくれる。

僕の寂しさを受け止めて冗談を言って笑わせてくれる


僕も君のことを自分のことのように

共に笑ったり、悲しんだりした。


二人でいるあの時間がダイヤモンドの原石だったとは

到底思えない。


君は最期に言った。

「私たちの思い出をもとに小説を書いて」


僕なんか詩でさえ書いたこともないのに

どうして小説なんか。書けるわけがない。

そう言おうとしたら、君は精一杯の声で言った。


「あなたなら書ける。

私はあなたの優しさが好きなの。

人のことを第一に考えられるあなたなら、

きっと私のできなかったことを全うできると信じてる」


そう、君は小説家だった。

あまり世には知られてないが、ファンレターもある。

君の遺志を受け継ぎ、

君とは違う自分なりのやり方で

僕たちだけの物語を書くことにした。


僕の愛情は今、君との物語に注がれている。

この小説はダイヤモンドになる。

そう思って原石であるあの思い出たちに

小説という磨きをかける。


いつかきっと誰かに読んでもらえると信じて。

11/27/2024, 6:12:47 AM

けんか別れではなければ別れても恋の微熱は残る。


二人の間にものすごく楽しい思い出があって

一度でも、ものすごく激しいケンカの後でも

それを機に前より心を寄り添えられれば

別れの一言が

単なる「好きな人ができた」では微熱は続いてしまう


解熱剤は相手の「復縁したい」より

それを癒してくれる「君しかいない」という愛言葉。


そんな安易な解熱剤など存在しないけど

やっぱり微熱は

相手を忘れるかそれ以上の恋を見つけるかまで

ずっと残ってしまう

11/26/2024, 5:53:14 AM

冬空の太陽の下で日向ぼっこをする君が

子猫のようで愛おしかった。

もう一度会えるなら

その時も僕はあの日の真似をしたい。

あの時できなかった愛情を行動で示したい。

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