ふうり

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10/31/2023, 10:42:16 AM

理想郷

それは一体なんだろうか

自分の望みが叶う場所?
自分の大切な人が幸せな所?
自分の命が枯れない所?

はたしてそれは理想郷なのだろうか
全てが上手くいった理想の世界は、はたして幸せなのだろうか。

そんな問いかけを虚空に投げかける
本来ならば、何かが返ってくる訳でもなく、自問自答を繰り返すのみ。

でも今は君がいる
これを見ている君がいる
この文字列を見ている君がいる

では質問をしよう

君の思う理想郷とは?

お題『理想郷』

10/30/2023, 10:54:19 AM

あの時に戻れたら

そう思うことは何度だってあった

でもそれじゃダメなんだ

昔があるからこそ今があるんだ

大丈夫 前を向こう

目の前の扉は開いている

さぁ 一歩踏み出して

あの時に考えた夢を叶えよう

お題『懐かしく思うこと』

10/29/2023, 10:11:55 AM

がむしゃらに がむしゃらに がむしゃらに

目の前の障害を破壊し尽くす

誰に何と言われようとも

悪役扱いされようとも

自分のエゴを保つ為にがむしゃらに突き進む

だれが悪役だふざけんな

俺にとってお前らの方が悪役なんだよ


漆黒の世界に君臨した一人の男
この世界のもう一つの物語が始まった

お題『もう一つの物語』

10/28/2023, 11:44:15 AM

漆黒の世界で、影のように走っていた。

向かってくる漆黒の化け物を、背丈よりも大きい鎌を使って切り倒す。

そんなことを暫く続けていると、目の前に漆黒の狼の群れが、何かを追いかけていた。

視線を移すと、同年代ぐらいの女性が狼達に襲われていた。

鎌を振りかぶり、襲っている狼を倒す。

「え、あ、あの」

困惑していた
恐らく、俺の転移に巻き込まれたであろう女性に話しかける。

「すまない」
「俺の不注意のせいで、あんたを巻き込んでしまった。」
「責任は取る 俺の後に着いてきてくれ」

間髪入れず喋りかけ、出口の方に向かって走り出す。

後ろから女性の困惑する声が聞こえる

「あ、貴方いったい」
「俺は、鎌森風真。高校2年」
「あ、同い年だ。えっと、出雲雫です。」

暗がりの中で、ぎこちない自己紹介が行われたのであった。

お題『暗がりの中で』

10/27/2023, 10:40:24 AM

うきうきで、家の戸棚から茶葉を取り出す。

箱を少し開け、中の匂いを嗅ぐ。

友達に合うだろうと、笑みを浮かべ、軽いステップをしながら廊下を歩く。

それを、後ろから使用人が温かい目で見守っていた。

お題『紅茶の香り』

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