そこら辺の人🏳️

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2/11/2024, 11:43:34 AM

 魔族の青年、シリウスは村から追放され、途中で拾った魔族の少女と共に逃げていた。

 だが、どこに行っても人間がいる。

 魔族が人間の敵として認知されている世界に、2人の居場所はなかなかなかった。

 シリウスは歯噛みする。

 なぜ、魔族というだけで、こんな風にこそこそと隠れなければならないのか。

 こちらは別に争いたいわけではないのに。

 2人の逃亡生活は何ヶ月も続いた。

 さらにしばらく経ってから、シリウスはここ数日、人間を見ていないことに気づく。

 そして森の中の開けた場所に出たとき、シリウスは決意した。

 ここを、人間とは全く関係なく、異種族が平和で自由に暮らせる場所にしよう、と。

 もう、怯えて隠れる必要がない場所にしよう、と。

 2人はこの場所に家を建て、生活を始めた。

 後に、同じように人間から逃げてきた異種族の者たちが集まり、生活を始める。

 これが、異種族が平和に暮らす国、ヒオン国の始まりである。

2/11/2024, 9:46:26 AM

 誰もがみんな、私と同じものを面白いとは限らない。

 好みは人それぞれなのだから、それで失望したり、怒りを抱くのは違う。

 強要するのもやめた方がいい。それはただ、相手を不快にさせるだけだから。

 「人それぞれ違う」これを忘れてはいけない。

 個人的な自戒の言葉です。

2/10/2024, 3:53:16 AM

 花には詳しくない。

 だから、きれいだと思える花を入れただけだったんだ。

 本当に知らなかったんだ。

 菊花粉症なんて存在。

2/9/2024, 11:34:51 AM

 スマイル0円とだけ書かれた看板を掲げている店があった。
 
 興味本位で中に入ると、満面の笑を浮かべた店員らしき女性が立っている。

「いらっしゃいませ」

 店内を見渡したが、特に何も置いていない。

「ここの商品はなんですか?」
「ここは、お客様が商品です」

 意味がわからず店員を見ると、笑顔のまま、口をありえないほど大きく開けて飲み込まれてしまった。

2/8/2024, 3:49:37 AM

「俊へ

 このことをどこかに書いたら、呪います
 
                  母より」

 そう母の日記の最後に記されていた。

「よっぽど、厨二病のこと知られたくなかったんだな」

 まぁ、私も知られたくないので書かないが。

(閉ざされた日記のお題の続きです)

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