中学生の時から一緒に過ごしてきた犬がいる。
昨日夢に出てきた。
いつものように
まるで笑っているかのような顔で私をまっすぐ見て
近づけば
尻尾を振りながら擦り寄ってくる
撫でないと
強い力で私の手にグリグリと頭を擦り付ける
撫でて
撫でて
いつまで撫でさせるのよ、と笑った
目が覚めたら、涙がこぼれていた。
もう1年以上経つのに、
もう会えないことの実感がまだない。
実家に帰るといつも探してしまうんだ。
個人的なことだが、私の名前には『彩』という漢字が入っている。
色とりどりという言葉を考えた時、真っ先に浮かんだのはこの事実であった。
だがしかし、普段からそれを意識しているわけではもちろんなく、それが浮かんだのが不思議なくらいである。
両親は何を考えて私にこの漢字を与えたのだろうか。
彩り豊かな人生を、ということだろうか。
彩り、それは感情なのか、経験なのか。
今の私は似たような毎日を繰り返し、
似たような色の中過ごしている気がする。
なんだか改めて、色々な経験を積み、色々な感情に揺さぶられたいと思った。
2026年の目標は『彩』
決めた。良い1年になりそうだ。
遠い日のぬくもりを
思い返してみれば
なぜか1番に浮かんだのは
小学生の外で遊んでいて手が冷え切った時
寒い!
と暖かい所を探してようやくたどり着いた
友達のフードと背中の間
ちなみにそこに手を入れられると
布越しなのにすごく冷たい
揺れるキャンドルのように、
固定された形がなく、
どちらともつかず、
ただ、ゆらゆらと身を任せる。
最近は、そんな私になってしまった。
希望と夢と自信でいっぱいの、芯の通った心は
まっすぐに、自分の好きな自分をまっとうしていた。
最近は、以前の自分とは違う気がする。
夢は叶った。希望はまだある。自信もそこそこ。
芯もどこかにはあるはず。自分の事も嫌いじゃない。
でも、毎日揺れている。
ゆらゆらと、自分の意思ではなく、相手に任せたり。
ゆらゆらと、自分が今何をしたいのか悩んでみたり。
ゆらゆらと、自分のこれからを考えてみたり。
ゆらゆら、ゆらゆら、
これで良いのか、悪いのか、分からないけど、
悪い気分じゃないの。
私はちょっぴり大人になったのかもしれない。
キャンドルに火をつけて、
ゆらゆら揺れる光を見ながら癒される夜が、
今の私には必要なのかもしれない。
この前、実家に帰った時
それはそれは星が綺麗で。
空の色もはっきり暗くて
星がくっきり浮かんでいた。
少ない知識であれはオリオン座かな、とか
あれはカシオペア座かな、とか。
こっちの空は少し白んでいて
空と星の境界線が曖昧だ。
でも、目を凝らせば確かにそこに同じ星座が浮かんで
私のことを見ている。
切ないような
ほっとするような
そんな不思議な気持ちにさせる。