3/8/2025, 10:05:26 AM
滝のように流れる汗の日
木陰の癒しを得た場所で
紙箱を連ねる日々を経て
誰も知らない要塞が築かれる
密かに集まる者共は
思いを寄せ集めて毎日来る
いつか無くなるその場所も
記憶の中で停滞する
――サメの言うことにゃ、
秘密の場所
3/7/2025, 11:33:47 AM
高揚した気分と桃色紅葉
舞い散る花弁掻い潜る日
寒い空気と消えない炎
空を見上げて地面に伏した
綺麗な風景に心奪われ
魂まで抜ける勢い
気づけばもう誰も歩いていない
星々の街になった
――サメの言うことにゃ、
ラララ
3/6/2025, 11:43:11 AM
砂埃が飛んでいた
誰もいない静かな公園で
何もしないでただ呆然として
頭を空っぽにしていた
耐え難い虚無に包まれて
雨に濡れることも気づかなくて
ぽっかり空いた穴に風が通るだけだった
砂埃が飛んでいた
――サメの言うことにゃ、
風が運ぶもの
3/5/2025, 10:35:57 AM
優しいアロマ香る部屋
フレグランスを身にまとった
絢爛で最上級の容姿で
振り向いてくれるかな
部屋の戸を開けられ
異様な光景に愕然とする
笑顔のそれに向かって
「どちら様?」
――サメの言うことにゃ、
question
3/4/2025, 7:42:42 PM
口で伝えて頷いた
誰も叶えなかった
メモに書いて忘れられなくした
メモを無くされた
大切な人ができた
決して裏切らないと言った
口も紙も要らなかった
指を絡めた
――サメの言うことにゃ、
約束