12/24/2024, 12:41:46 PM
金の前に銀が存在する
1位の前にある2位
みんな挙って名前を挙げる存在
それと等しい存在は目立たない
誰かを引き立てる最高の2番手
誰かの為になるなら光栄か
空腹と同じスパイス
明日を最高に引き立たせる日
――サメの言うことにゃ、
イブの夜
12/23/2024, 11:40:19 AM
誰もが知る誕生日
誰もが幸せになれる日
良い子は眠って誰かを待って
悪い子も今日は眠るべき
誰も知らない暗闇の時間
誰か来たって何も気づけない
カーテン越しの淡い光が顔に差して
最後に見るその顔は?
――サメの言うことにゃ、
プレゼント
12/22/2024, 3:57:11 PM
何より寒い日の真っ暗な時間
目が霞むほどの煙で前が見えない
冷たい上半身を焦らして
支える下半身をゆっくり慣らす
徐々に沈んでいく身体
気分も体温も高まる
二人で水入らず、水の中に入る夢を見るも
一人だとしても、足りないものがある
「一体なんだっけ?」
「きっとこれだ」
――サメの言うことにゃ、
ゆずの香り
12/21/2024, 11:34:19 AM
いつも見てるのに見慣れない顔
記憶が飛んでるのか、それとも何か
困らせて困らされての繰り返し
同じ日は二度として来ない
どんな不幸に見舞われても
とばっちりを食らうのはいつもこっち
一喜一憂するしかないけれど
最期まで一緒にいる存在
――サメの言うことにゃ、
大空
12/20/2024, 11:13:49 AM
ソリは続くよどこまでも
数多の家を抜けて
遥かな景色も横断して
どこまでも進むの
トナカイは歌い踊り
皆は夢の席から見てるの
当たりが暗くなって深い眠りに
夢か現実か、最後を飾るもの
――サメの言うことにゃ、
ベルの音