ひともどき

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2/23/2024, 2:51:04 PM

愛とは何か。

恐らく私も誰かを愛することはできる。
だが、本当の愛とは、相手を慮ることを言うのであって、
決して自らの情欲に基づいた動作を指さないはずだ。


そこまでひとを愛することができるか。
…正直できる気はしない。
だが、私は誰かの愛のおかげで生きているはずだし、
身の回りのひとくらい幸せであって欲しいと
思ってしまう性分だ。


私はあなたを認める。
あなたはここにいて良いし、
私の文程度で救われるのなら、いくらでも読んでほしい。


第一歩としてこの程度だろうか。
ひとの心はわからない。
わからないなりに、多少は寄り添おうとしたつもりだ。

お題「Love you」



そして何より、あなた自身をご自愛下さい。

2/20/2024, 10:52:38 AM

同情は傲慢の裏返しだ、唾棄すべき行為である。

同じ気持ちになってやったつもりになって、
可哀想だね、君の気持ちはよくわかるよ、だなんて
云いながら、心の何処かでは相手より優位に立っている
ことに安堵や優越感を覚えるのだ。

深く悩む者の前では、目線を合わせてやるだけでよい。
ひとの心に土足で入るべきではないから。

お題「同情」

2/19/2024, 3:48:29 PM

枯葉が舞う頃は心が踊る。
何故かは分からないが、地面にへばりついている落葉が、
意を決したように踊り始める風の日が好きだ。

金木犀はとうに咲き落ち、
雪が降るようで降らないような、
コートが要るようで要らないような、
そんな晩秋に僕は生まれた。

だからだろうか。

お題「枯葉」

2/18/2024, 1:02:28 PM

毎日の終わりに自問する
こんな日で良かったのか、と。

正直、毎日そんな辛気臭い訳では無いが、
これが、一日の供養の仕方かもしれない。

名のない日はない。何も為せぬ日もない。
いずれ忘れてしまう毎日に花を手向けて。

お題「今日にさよなら」

2/18/2024, 7:10:15 AM

私はヒトの感情に詳しくはないので、
好意を執着と読み替えて理解したつもりになっている。

好きは好きで特に害があるわけではないので、
それこそ各自で好きにすればよいと考えているが、
それが何かを縛る枷になってはならない。

例えば、
推しのピックアップガチャは出るまで回す、とか
好きなアーティストのライブだから行かなきゃ、とか
あいつの好きなものだから嫌い、とか
好きなひとの好きな物だから、話題を合わせるために
好きになる、とか。

私も好きな物は独占したくなる。
どうやらこの部分はニンゲンと同じらしい。
(大変恨めしい問題だが。)

故に、音楽や料理のお気に入りはあるが、
生物は、好意を持つべきでないと考えている。
それが自分以外の者の手の内にあるとき、
嫉妬心で自分が正常な動作をしなくなるから。

お題「お気に入り」

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