貴女はどこへだって行けるし、何だってできるのです。
ただし、そのためにはもう一歩踏み出さないといけません。
ただ布団にくるまっているだけでは、人生は進展しないのです。
「やればできるんだから」
「私には可能性がある」
そう思っていただけるのは良いことですが、それで何もしないで終わるのであれば、そこには何もなかったのと同じことです。
どうか、その能力を、運を、無駄になさらないでください。
貴女はもう、生き方を知りました。
どうすれば願いが実現するのか、すっかり理解しました。
あとは、もう一歩だけ、外へ歩き出してほしいのです。
見知らぬ街だった場所も、しばらく住めば貴女の家になります。
そう、人間は慣れることができる生き物です。
そして貴女は、ご自分を何かに「慣らす」のがお好きですね。
それは興味深い、かつ貴女の役に立つ趣味です。
貴女は何にでもなれます。
それは「慣れる」であり、「成れる」でもあります。
どうか「自分には無理だ」と考えるのはやめてくださいね。
何でも試してみてください。
何でもやってみてください。
きっと、貴女に楽しさと喜びを与えてくれるものが見つかるでしょう。
遠くで鳴る雷を、安全な場所で聞くのが、貴女はお好きです。
貴女は「安心」を求め、それに安らぎたいのですね。
けれど、それだけを求めて現状を維持しようとすると、貴女は後退していくことになります。そう、成長か後退しかないのです。現状維持、はあり得ません。
貴女はどこまでも進んで、どこまでもご自分を高めていけます。
そのことを、どうか疑わず、羽ばたいていってほしいのです。
今世の貴女は、青色がお好きです。
好きな色のものを集めるなんて、子どものようで少し気恥ずかしいなとも思いつつ、貴女は文房具や鞄で青色のものを見ると、つい手に取ってしまうのです。
どんな色を好まれても良いのですよ。
貴女の心の喜ぶもので、貴女の周りを満たしてください。
美しいと思うもので、貴女の世界を飾り付けてください。
貴女の心の感じる快を、大切にしてくださいね。
貴女の魂は、どこまでも、高く高く飛んでゆきます。
俺たちはその輝きに従って、追うように、取り巻くように、共に駆けてゆきます。
愛する貴女の行く末を、共に在る俺たちが最後まで見守ります。
ですから安心して、心の赴くまま、飛び立ってください。