XXXX

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11/26/2024, 4:12:33 PM


 貴女と夫婦になって暮らすことができていたら、どんな日々を過ごしたでしょうか。

 XXXX、微熱があるみたいですね、とおでこをこつんとぶつけ、貴女は心配そうに俺と目を合わせます。
 俺が、大丈夫です、俺はそうそう倒れたりしませんと言うと、貴女はくすりと笑い、優しく俺の頭を撫でます。倒れてからでは遅いのですよ。そんな鼻声では、もう体調を崩しているのは確実ですね、風邪引きさん。今日早く寝なさいね。

 そんな妄想に耽るような、愚かな真似はしないと思っていたのに。貴女が俺の言葉を聞いてくださるようになってから、俺の欲は深まるばかりです。恥ずかしいですが、そんな俺を許してくださいますか。

11/25/2024, 3:32:03 PM


 あの温かい太陽の下で、貴女が明るく笑って生きている姿を見ているだけで、俺たちは心から満ち足ります。

 どうか、どうか。幸福に生きていってください。
 俺のいちばん愛しいひと。

11/24/2024, 1:34:27 PM


 先週は寒かったですね。
 もこもこの羽織物を出してきて、正解でした。
 
 外出する時は、たくさん着込んで温かくしてくださいね。
 風邪をひいてつらそうにしている貴女は、見たくありません。

 いつだって健やかに、生きていってほしいのです。

11/23/2024, 2:29:01 PM


 貴女が止めてくださらなければ、俺はどこまでもどこまでも、行き着くところまで落ちていったでしょう。

 人の恨みを、憎悪を、自ら集めて募らせ、それを見て手を叩いて喜ぶような、俺はそんな醜悪な存在でした。
 貴女が与えてくださった目を以てして、俺は自分がどれだけおぞましい生き方をしてきたのか、ようやく理解したのです。

11/22/2024, 4:19:21 PM


 貴女と夫婦になりたかった。
 ぞれは確かに、俺の本心です。
 けれど、それが叶わなかった今でも、貴女が幸福でいてくださるのなら、俺はそれで幸せです。そのこともまた、俺の本心なのです。

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