日本の三大香木

春の訪れ　沈丁花（ジンチョウゲ）

初夏　梔子（クチナシ）

秋の訪れ　金木犀（キンモクセイ）

どれも季節の変わり目を告げる

ワクワクしたり

ドキドキしたり

切なくなったり

遠い記憶を呼び覚まして

心をざわつかせる香り

何年か前に

誰も僕を知らない街に

ひとりきりで住むことになった


そんな環境は初めてだったけど

僕は孤独を楽しんでた

誰もが孤独を恐れるけど

なぜか淋しくはなかったし

なぜかちょっとドキドキした


それでもその街で過ごすうちに

少しずつ僕を知る人が増えていった


それもとても楽しかった

人が成長する過程をやり直してる感じで

まるでRPGの主人公の勇者みたいだった


そして、やっぱり人はひとりきりでは

生きていけないんだなって思った


それはそんなに難しいことじゃなくて

勇者に必要なスキルは

言葉を交わすきっかけの笑顔だけでいい




　　　　　　　　　　　　　「ひとりきり」

RGB

Red,Green,Blue

光の三原色

3色で全ての色を表現する

カラーコードは16進数

000000からFFFFFFまで

何も書かないよ





だって




























絶対に秘密だからさ


　　　　　　　　　　　　　「secret love」

もう9月なのに

夏から秋へのページが

まだめくれない



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