お前の部署に美人いんじゃん
仕事できて、人間性良いって
評判のさ実際どうなの?
あ〜要領良いし
指示も教育も的確で、
めっちゃ分かりやすいよ
俺んとこの先輩達 良い人だし。
皆んな目光らせて
その話題でもちきりでさ
やっぱお前も狙ってんの?
いゃ、僕は別に。
まじかもったいねぇ〜
のりも、良さそうだし
飯でも誘ってみろよ
ん〜あの人さ……
めっちゃ頑張ってるんだよ
皆んな定時で帰んのに一人だけ
毎日一時間残業して
皆んなのために分かりやすく
自分のノートに明日の仕事
まとめてんの、
皆んな知ってるか知らないけど
人差し指にペンだこの跡ついて
んだ
そんなの知ったらさ 負けたくないじゃん
タバコや酒、女や男、パチンコ
はさ嫌な事を忘れさせてくれる
でもさ…
吸って、飲んで、遊んで、打って
そんなときふと自分の心を見てみて
抑えて、忘れられていた
涙がどうしようもなく
溢れてんじゃねぇか
自分でも分かるくらい
まだ終わりじゃねぇよ!!って
熱いものが溢れてんじゃねぇか
頑張っている世界で…
馬鹿にされろ
今は全てがダメでも
細かく一つずつしっかり
地面を踏み締めて
越して行け
それが今あいつに勝てる
最前の方法
表現できない苦痛。
誰にも言えない学び。
我の中で確立させるのは?
今
高身長 黒がよく似合う癖っ毛
顔は美しく どこか影があり
物静か 近寄り難い 雰囲気
なのに 柔らかな空気を身に纏う
いいなー かっこよくて イケメンで
優しくて 頭も良い だろうな
僕もああなりたかったな...
でもさ 気付いたんだ
僕も誰かにとっての羨ましさだったのかなって
この身長 髪 顔 雰囲気 のお陰で
今の僕の 名前を呼んでくれる 人
名前を呼べる人 と 繋がる事が出来た。
きっとそんな僕を見た誰かも羨ましいと
思っているのかも だからさ
身長じゃなくても 顔じゃなくても
雰囲気じゃなくても それで良いと思えたんだ
僕が大切にしたい 君が大切にしてくれている
君が居るから 僕は いつでも 満足出来るんだ