星羽 兼守

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10/3/2024, 3:39:15 PM

「巡り会えたら」

 もう一度会いたいと、思う人達に会えるだろうか。会えたら何を言いたいか、でも目の前にいたら、何も言えなくなってしまうだろう。
 でも確実に言えることは、もう一度会えたら、巡り会えたら、無理やりにでも笑顔を作って、涙と鼻水が同時に出る、とても変な顔になるのは確実だろう。

10/2/2024, 2:18:02 PM

「奇跡をもう一度」

 奇跡というものに、お目にかかったことはない。
後から考えるほど、それは必然だったから。
もしも奇跡 があるのなら、もう一度はないだろう。
  私自身が引き起こせず、目に見えない何かが決めるのだろう。

9/25/2024, 4:27:39 PM

「窓から見える景色」

 個人の都合、友達の都合、地球の都合で
もう一度見たくても、見られない景色がある。
新しい窓から見える景色。
それを友達に、あの世で会えたら教えてあげよう。
 ただそれは当分先になるから、もう少し待ってておくれ。
なるべく話せる内容を、沢山ストックしておくから。

9/25/2024, 4:21:52 PM

「形のないもの」

 形のないものには種類がある。
愛、憧憬、妬み、嫉妬。
それらのものは、人としての魂を作り
枯渇する程、憧れ、 焦がれる。

9/14/2024, 3:12:42 PM

「命が燃え尽きるまで」

 命が燃え尽きるまで、何かに夢中になって、
今まで生きていただろうか。
 人は死んだら星になる、と、誰かが言った。
私は星になれるような、人生を歩んでいただろうか。
仮に星になっても、私のことを思い出してくれる人は、いるのだろうか。
 そんな人はいなくても、例え星にならなくて、
命が燃え尽きるまで何かに夢中にならなくても、
ろうそくよりもか細い心の灯りを持って、普通の人生を私は生きる。




「命が燃え尽きるまで」

 このフレーズのようなドラマや、小説のような人生を送る人間なんて、一握りだけだ。
 そんな人生を送る人間は、私達のような普通の生活を望む事を、何人知っているだろうか。
 普通がどんなに幸せか。それがわかった時、この世界はたぶん、不幸せのどん底なのだろう。
それこそ今どこかで、繰り返し行われている戦争で、心が追い詰められている時だろう。
 何気ない日常に感謝の祈りを。
命が燃え尽きるまで、追い詰められる事がない、世界に祝福を。

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