「だから、一人でいたい」
私は心が弱い。
ほんの些細なことでも傷つく。
友達に悪口言われると傷つく。
陰で何かを言われても傷つく。
自分の心が傷つくのが嫌だ。
だから一人でいたい。
「澄んだ瞳」
私の瞳はどんな感じ?
生まれてこの方、恋人はいないので、いろんなことを褒められたことはない。
その上、友達もいないので誰かの容姿を、褒めたこともない。
いや、昔はいたけど容姿よりも私は友の、人間性が好きだった。
君は君のままでいてほしい、君は君でしょう。
そういった時の君の顔は、どうだったかな。
瞳はどんなだっただろう、記憶がない。
ちょっともどかしく、残念だ。
「お祭り」
近くには大きな神社があった。
そこのお祭りは、私が住んでいた中でも、一番大きかった。
お神輿とかは、担いだことはない。
なんか、人の輪に入るのが苦手だった。
だからいつも、眺めていただけだった。
お祭りは嫌いではない。だけど、行きやすい神社、行きにくい神社があったような気がする。
今は年を重ねて、昔いた場所から引っ越して、祭りとは縁が遠くなってしまった。
神社自体とは縁があり初詣は行ったが、どうしても祭りだけは縁が遠かった。
今いる場所に骨を埋めるのなら、祭りに1回行っとくべきだろうか。
神様、何か啓示をください。
「誰かのためになるならば」
私は自分勝手な人間だ。
自分のため =他人のためになるように行動していた。矛盾だがその方が、人生はイージーモードだと思っていた。
誰かのために、と思っていた時期もあったけど、人間関係の摩擦で、それはあっという間に消えてしまった。
誰かのためになるならば、そう思っていた。
そんな時期を考える自分は、いなくなってしまった。
ちょっとそれは寂しい。
「友情」
君は君だよ。
一度だけ、友にそう言ったことがあった。
君は心からの友だ、心の友だ、そう言われた。
君の言葉に私はちゃんと、答えられただろうか。それを聞く間もなく、君はすぐに返事がもらえない、遠い所へ行ってしまった。
それはいつか再会して、向かい合った時に聞くことにしよう。その間に心の友と言ってくれた君に対して、 正面を向いて話せるように向き合えるように成長したい。