「世界の終わりを君と」
心からの友人に、先に逝かれている身の上としては『もう天命?』『いや!まだだろう!』と、
相反する気持ちが出てくる。
「誰にも言えない秘密」
誰にも言えない『秘密』を話してくれる者、
誰にも言えない『秘密』を聞いてくれる者、
当てはまる『者』がいないのは、
昭和・平成・令和のボッチ共通事項。
「狭い部屋」
家の出費を減らす為、私は住み慣れた公団を引っ越した。 世間的には高物件。
だけど母子2人では重荷になった。
母は施設、私は狭い部屋に引っ越した。
今まで住んでいた部屋は親のもの。
私は単なる居候、扶養者。
今までやりたい事はやれなかった。
基本的に親は何も言ってこない。それでも、変わったことをしたら、何か言われるのがとても嫌だった。 それが例え、好奇心で聞かれてもだ。
広い部屋はなくなった、昔のものはなくなった。 必要なものしかなくなった。
でも私は自由になった気がする。
何十年も一緒にいた母はいない。
少し寂しい。けど、この開放感は忘れない。
狭くて広い私だけの家。
「狭い部屋」
お金はあまり無い。
家族もいない、友達、心から愛する存在もいない。
孤独死確定。
ならば、せめてこの狭い部屋の中で、好きな物に囲まれて楽しい思い出を、思い出しながら死んで逝きたい。
現実現在で、叶えられそうで少し無理がある、
わたしの小さな野望。
「失恋」
一般的には、好きな人に振られることが、失恋というのだろう。
しかし、恋をする力を失ったという意味も、
失恋と言うのではないだろうか。
「正直」
『正直者がバカを見る。』
世間でよく囁かれている嫌いな言葉。
人に耳元で囁かれると、へこんでしまう
嫌な言葉。
『 正しくまっすぐ』 今生きてる世界で、
それを貫くのはとても難しい。
それでも足を踏ん張って、前に進むのは
悪いことなのか。
いろんな情報に翻弄されて、 人の闇に
心が暗くなってしまっても。
『正直』と言う言葉の力に、
恐れおののきつつも、私は憧れて今日を行く。