みこと

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4/27/2024, 11:44:17 AM

生きる意味ってなんだろう。
そう思ってダラダラ生きてきた。だけど、あなたのお陰で生きる意味が出来たよ。
「さぁ、行くよ。」
手を取り走り出した。

4/25/2024, 10:46:02 AM

「今日流星群らしいぜ」
「ふーん」

流星群っていってもあんまり流れないんだろうな、なんて軽く流星群をバカにした私が馬鹿だった。ベランダに出て、空を見上げる。
「うそ…」
流れ星、とめどなく。輝きが目に染みる。
「めちゃくちゃ綺麗じゃん…」
『流れ星になんて願う?』
なんてあいつの言葉を思い出す。
「願っとかなきゃ!えっと、えっと…」
流れ星に願いを、届けて。
「アイツと友達になれますように!!!」
「春木ー!俺はもう友達だと思ってるからよー、別のこと願っときなー」
「えっ!なんで!なんでいるのよっ」
「ランニングしてんだよ。」
顔が赤くなる。寒いはずの外なのに、暑く感じた。
「春木!じゃあな!」
走る背中を上から見送って、かがみこんだ。

4/24/2024, 10:30:30 AM

「ルールは破るためにあるんだろ?え、いんちょーそうやって教わらなかった?」
「はぁ。あなた、おかしいと気づきませんか?」
「まじか…ルール守らなきゃダメなのか」
「当たり前でしょ!!」
「そっかぁ…」
「ピアス、明日からは外してきて下さね。あと髪も直して。」
「あーいよ。いんちょー、俺のピアス持っといてよ。」
「なんで…」
「その方が良くね?いんちょーが持ってたら付けれないし」
「確かに…」
「なっ!だからはいっ!あと、髪、どしたらいいの?」
「…えっと、まず色を元に戻して、短くしてください」
「どんくらい?分かんないから、いんちょー着いてきてよ。今から!」
「え?!いや、ちょっ」
「早く早く!行こーぜ!」
「強引すぎません?!ねぇっ!」
「善は急げだろ!」
「そういいますけど…」
「だろ?てかすぐの方がいんちょーもいいだろ」
「まぁ、そう、ですね。あと、ルールは守るためにあるものですからね!これからは守ってくださいよ!」
「へいへーい!」

4/23/2024, 10:51:18 AM

『あなたがいない日々は、とてもつまらないものです。だけども、あなたがいつもお電話でたくさんお話してくれるから、楽しいのですよ。ときに、寂しさで涙が毀れる日もあります。なので、早く帰ってきてください。あなたのせいで、私の心模様は荒れているのですよ。
あぁ、あと最後に。
私、もう少ししか生きられないそうですよ。あなたが荒らしたからかもしれませんね。冗談ですよ。
あなたは、お元気でね。』

「お前の方が、よっぽど俺の心模様を荒らしているじゃないか。」
涙でインクが滲んだ。

ーーこれは作品と関係ないのですが、心模様がテーマって難しいですね( ´・ω・`)
僕の心模様の使い方、あってます?

4/22/2024, 10:51:15 AM

「泣くな、ほら空見てみろ。星がいっぱいだろ」
「そう、だね。」
「これが、俺の好きな景色だよ。お前と見たかった景色。」
「パパ…」
「最後に、教えてやる。お前にとって正解でも、周りにとって間違いなら、正解に従え。心の中で思うのは自由なんだから。」
「どういうこと…?」
「俺は、お前の本物の父ではない。俺が教えたのは、知らなくていいこと、つまり悪ってことだ。」
「そんなことっ、ない」
「いいや、その代償がこれだろ。はは、ざまぁ」
「いやだ、死なないで、死なないで」
「無理かも。」
「パパ!!!!」
たとえ間違えでも、お前だけはお前を信じてやれ。それが、1番大事だから。

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