あなたの生きる意味はなんですか?
私は、ただ自分の存在を否定したくないから生きています。
いつか誰かが私のことを愛してくれると信じているから、
今こうして生きています。
私には私の、恋愛におけるルールがある
まずひとつめ、『好きな人を気遣うこと』
なのだけれど、それが中々難しい。
好きという気持ちが大き過ぎて、やや空回りしている。
次に、『連絡はこまめに』
こちらは毎日しているが、結局恥ずかしくなり
ずっと話すことはできない。
そして最後、『好きな人は変えてもいいが、愛する人は1人だけ』
これは私にとって1番大切なことであり、
愛していた人を捨てることになったルールだ。
あなたのマイルールについても、いつか詳しく教えてね
外では雨が降っている
それでも私の心模様は鮮やかだった
何せ好きな人と待ち合わせをしているからだ
通学方法が全く違う為、学校で合流という形だけれど
私の心を弾ませるには充分だった
それに、今日は普段よりも鏡を見てしまっていた
可愛くなれているかな?
こんな感じなら好印象かな?
などと、自分でも可愛いと思う事を考えていた気がする
早く会いたい、早く喋りたい
いつになったら、私のこの気持ちを伝えようか
正直今すぐにでも伝えたい
心の底から好きなんだと、いつもありがとう、と伝えたい。
私には"後悔"があります
それは、馬鹿なあの人を信じてしまったことです。
私には"懺悔"があります
それは、1人しか愛せなかったことです。
私には"感情"があります
それは、すぐに別の誰かを好きになってしまったことです。
私には"トラウマ"があります
それは、あの人の怒鳴り声や発狂している声
無理やり抱かれたときのものです。
私は"あの人を捨てました"
怒鳴り声に浮気、そして酒、
それら全てに耐えられなかったからです。
それでも私にはそれら全ての選択は正解と言えます
それは、誰かに間違いの選択だったと言われても、
私にとっては正解だと感じているからです。
ひとつの雫が落ちた
それを合図かのように 雨が降り始め
私のまわりは徐々に湿っていく
生憎傘は持ってきていなかった
私は雨に打たれながら考えた
蛙の鳴き声が聞こえ
蝉は木陰で、私はここだ、といわんばかりに鳴いている
あぁ、きっとそろそろ夏がくるのだろう
彼女の刻は未だ、夏のままだけれど
随分と小さくなり
そして冷たくなっている彼女にこういった
『誕生日おめでとう、やっと君の年齢に追いついたよ』