見つめられると
目を見て話すのが苦手だ。
人の目を見るってことは、その人に見られていることを自覚しなくちゃいけないってことだ。
そうすると、私は緊張してしまう。声が上擦ったり、何話しているかわからなくなったり、目線をうろうろさせたりする。だから、あんまり人の目を見て話さなかった。
でも、見てしまったんだ。他の人が私みたいに話してるの。
なんだか不機嫌そうに見えたし、話しかけるなって言ってるみたいに感じた。無愛想な感じが全面に出てて、こりゃいかんって思った。
だから私は、ただいま一部改装中。少しの動作だけど、挨拶する時、話す時、ほんのり顎をあげて、目を見て声をかけることにしている。
ちょっとした努力だけど、やるかやらないかは大事だと思ってる。
ほんの少しを積み上げて、無理のない範囲で行動すれば、周りもきっと、ほんの少しいいものになると思うから。
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My Heart
私の心は、私が一番好きになりたい。好きでいたい。
好きでいられる自分でいたい
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胸が高まる
素敵な物語に出会った時、それが、私の胸が高まる時
こんなのときめきはもう味わえない。何度もそう思った。
これ以上はない。これが最高だ。そう思った端から1番が更新されていく。
この感情を知らない人を、私は同情せずにはいられない。
だって。息が詰まる程嬉しいと思える瞬間が。心の底から恐ろしいと感じる瞬間が。美しさに目が眩む瞬間が。悲しくてたまらないと涙を流せる瞬間が。
自分の人生にいくつ作れるというんだろう。
だからこそ私は、1つ1つ物語を手にっとって、めくることを辞められない。
あなたは、どんな物語なんだろう
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泣かないよ
涙が溢れそうな時、いつも思ってる
泣きたくない
泣かない
涙なんてどっかいけ
そんな私の思いは、通じたことがないけれど
心の中では、負けてるつもりなんかないんだ
勝手に水が出てるだけなんだ
私はまだ、納得してないんだ
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怖がり
私は、どうやらめんどくさい性格をしている。
本質、というか。生来の気質は内気で怖がりだ。
何をするにもやらない理由を探すし、嫌がる。何かをするということは失敗する可能性があるから。失敗して何があるわけじゃなくても怖いと感じる
そこから、たぶん後付けだろうなっていう性格が追加されていく。
これが、後先考えずに付け足したようにバランスが悪い。
とりあえず今回は、ひたすら厄介な所を話そう。
一際目立つ性格として、享楽主義がある。意味わからん?矛盾している?分かる分かる。私もそう思っているとも。
元々自分のことがあまり好きではなかった私だ。自分とは違う人に憧れて、実行に移した、まではよかったんだが、これがまた面倒なことになった。
そう、私の元々の性質と組み合わせが悪いんだ。やりたいと思ったことがあったとして、やってもやらなくても心のどこかが悲鳴をあげる。
いっつもそんな感じだから、日によって馬鹿みたいに積極的になったり、内向的になったりする。私は常々どうせ悩むならやったほうが良いと思っているのだが、それを止めているのも本心の私だ。
馬鹿みたいに面倒くさいだろう。とりあえずは自分の恐怖心に打ち勝ちたいと思っているんだが、生来の怖がりを屈服させる方法があれば、誰か教えて欲しい。
自分にとって、とても面倒くさい感情なんだ。
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