[初恋の日]
初恋。
みんなの初恋はいつ?
私はまだない。
私は好きがよく分からない。
「嫉妬したら好きってことじゃない?」
そう友達にも言われた事があるけど
私は友達にも嫉妬するから分からない。
私は男性恐怖症だから男性と仲良くはできないし滅多に話もしない。というかできない。
だからか、私は恋愛には興味がない。
彼氏が欲しいとも思ったこともない。
だから私は正直羨ましい。
ちゃんと好きがわかる人が
ちゃんと好きって思える人が
羨ましくてしょうがないのだ。
[明日世界が終わるなら]
明日世界が終わるなら
家族に言えなかった事を伝えたい。
いつも意地を張って強く言ってしまったり
傷つけてしまった。
だから伝えたい。
たった一言でもいい。
私がみんなを、家族を"愛してる"と
そう、言いたい。
[君と出会って]
僕はつばさ!
5歳!
僕はもうすぐお兄ちゃんになるんだ!
おかあさんは今びょういんっていうところにいて
妹を産むじゅんびをしてるんだって!
僕は早く妹に会いたくてたまらない!
早くおかあさんかえってこないかなー。
――――
今おとうさんとおかあさんがいるびょういんに2人で行ってるんだ!
赤ちゃんが産まれたんだって!
早く会いたいな〜!
――――
「おかあさん!」
僕はおかあさんにだきついた。
おかあさんはにっこり笑って僕の頭を優しくなでてくれた。
「ほら翼、貴方の妹よ。これから"____"と仲良くしてね。」
僕の妹は僕より一回り小さかった。
「これからよろしくね!"涼花"!」
-------------キリトリセン--------------
お題に合ってるかな?
[耳を澄ますと]
耳を澄ますと聞こえる。
風の吹く音
鳥の鳴き声
葉の揺れる音
人の話す声
人が歩く音
電車の音
車やバスの音
私はそんな日常での音を聞くのが好きだ。
今日も私は生きている。
そう思えるから。
さぁ今日はどんな音が聞こえるかな。
[2人だけの秘密]
私は森田響子。
中学2年生だ。
突然だが私の親は私に完璧を求めてくる。
勉強もスポーツも全部完璧じゃなきゃいけない。
テストで99点をとってもダメ。
100点じゃないと怒られる。
だから私はいつもの場所に行く。
この島は小さくて周りが海で囲まれている。
その端に小さな洞窟があって、その奥からは綺麗な海と空が見える。
とっても綺麗で私のお気に入りの場所だ。
私は辛くなったりした時必ずそこに行く。
その日も親に色々言われてイライラしていた。
だから私はまたお気に入りの場所に行った。
そしたら男の子がいた。
私と同じくらいの男の子。
「ねぇ君」
「っ?!」
「ごめん、驚かせちゃった?」
「い、いえ」
「そっか、こんなところで何してるの?」
「えっとちょっと色々嫌になって、ここに来ると心がスッキリするんです。」
「わかる!私もイライラした時とか辛い時に来ると心が休まるんだよね!」
私達はすぐに仲良くなった。
その子の名前は水瀬将斗。
歳は私と同じ。
将斗は兄がいて兄はなんでも出来る優等生。
それに引きかけ弟の将斗は勉強もスポーツも出来ない失敗作と呼ばれていたらしい。
だから私は
「将斗の親に見返そう!」
そう言って将斗と特訓を始めた。
勉強もスポーツも私は親にやらされていたから教えることは出来た。
この時だけ親に感謝をしていた。
そして数ヶ月がたった日。
将斗はやっと親を見返すことができたらしい。
将斗は
「響子がいなかったら俺は親をこんなふうに見返すことは出来なかった。響子のおかげだよ。ありがとう。」
そう言ってきた。
そして数年がたった日
私達はまたあの場所であっている。
私達が会ったのは運命だったのかもしれない。
ここは私と将斗以外誰も知らない場所。
この場所は私と将斗の
2人だけの秘密だよ。
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なんか無理矢理終わらせた感が凄い笑